電気情報工学コース・教育理念

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                      2.教育理念と学習・教育目標

以上のような背景を考慮し,電気情報工学コースでは,学校全体の学習・教育目標の構築・改善に関わる検討を進める中,高等教育として電気・電子・情報工学を学んだ技術者に必要な素養,それを築き上げるために人として必要となる項目を洗い出すことにより,具体的な目標を設定し,カリキュラム設計を行うこととした。

図1に検討内容を図示している。基本的な考え方としては,まず,現代社会において国際的に通用する技術者として必要な要素を,人間性としての素養,学問的な素養,生きる根源となるアイデンティティの確立,そして他者の意見に耳を傾け自己の意見も的確に表現しうるコミュニケーション能力であるとし,これを大目標項目としたものである。この内容からも明らかなように,もはや従来の高専としての枠組みにとらわれることなく,あらゆる事象への対応を想定した,基本的・抜本的に自律した技術者像を想定したものである。




  電気情報工学コースでは,これらの項目を具体的に達成するために,カリキュラムとの関係を考慮しながら,素養を分割した中目標を構成した。これら中目標を(A-1)〜(A-3),(B-1)〜(B-4),(C-1)〜(C-4),(D-1)〜(D-2)として具体的に記述したものが電気情報工学コースの学習・教育目標となっている。そして,各目標を達成するために,さらに小目標にブレークダウンし,それぞれの項目について学習・教育の成果としての到達水準を明らかにした。さらに,各小目標を達成する上で必要となる主たる科目系との対応関係を明確にした。学習・教育目標の達成の基本的な考え方は,まずは各科目のシラバスに記載された内容で授業が実施され,対象となる小目標の到達が,記載された方法により評価されることに始まる。そして,すべての小目標の達成により中目標,さらには大目標が達成されると判断する。以下,大目標及び具体的目標の設定,目標の到達水準と到達のための手段について記述する。
 尚,各具体的な学習・教育目標をシラバス等に記すには無理があることから,短縮版も作成したが,これに関しては括弧書きで併記することとする。


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