２０１３年度

第１回　テーマ： “闇鍋！？ゴチになります！”

【　課題（ゲーム要領）　】

　自律型ロボットが，競技場内にある「具材」を必要な量だけ「鍋」に入れるゲームである．ロボットの性能は，鍋に入れた具材が指定量の範囲内であるかどうかで評価する．
　ロボットのスタート位置は，競技場の対角部のどちらかとする．ロボットはスタートした後に具材を集め，具材置場の対角線上にある鍋に集めた具材を入れ競技を終了する．

競技規定：
・ロボット本体
①スタート前に内径２５０mmの円筒をかぶせたとき，突起部，可動部，露出配線等が筒内面と干渉しないこと．
②重量は２０Ｎ以下であること．
③ロボットは競技開始後，変形することは認めるが，親機・子機と分裂することは不可とする．
④競技終了，もしくは競技時間が終了すると動作を停止し，競技終了のシグナルを出す機能を有すること．

・具材，鍋の取扱い ①具材は競技場角の半径３１０ mmの範囲に重なることなくランダムに配置される．
②具材は，Ｍ２２ナット５個，木ブロック１５０ g分，発泡ブロック６個とする．
③鍋は具材置場の対角線上に配置される．
④鍋に指定された具材以外のものを入れてはいけない．
⑤競技終了後，具材以外のものが鍋に接触してはいけない．

競技場2013

競技場の慨観・鍋･具材　(寸法は公称値，公差±3％)

　競技開始までのセットアップ時間は，PICの交換，電源の接続などを含め１分以内，競技時間は最大２分とする．
　鍋に入れる具材の指定量は１４０～１８０ gとし，指定範囲内を１００点とする．鍋に入れた具材が１４０ gもしくは１８０ gであった場合はさらに１００点を追加する．具材の量が指定範囲から外れた場合，±１０ g おきに－１０点とする．タイムオーバーした場合は１０秒ごとに－１０点，競技終了のシグナルが無い場合は－５０点とする．
　なお，競技場，具材，鍋の破壊・改変は禁止！！