中学生・保護者の皆さんへ

・野球部の紹介

 香川高専高松野球部は学校創立4年後の昭和41年に産声を上げました。一期生が4年生の時に野球をやりたい者が集まってできたクラブです。以降、長い年月を経て今では「全国高専初の甲子園出場!」を目標に掲げて、真剣に野球に取り組むクラブとなりました。
 甲子園に出るということは、私立強豪校や県立伝統校を倒して香川県で優勝するということですが、今まで全国の高等専門学校が甲子園に出場したことはなく、国立の学校も新制高校となってから出場していません。
 このような状況で、国立高専が甲子園に出るのは困難を極めます。あり得ないといってもいいでしょう。しかし、本校は2004年から3年連続で夏の香川県大会ベスト8入りを果たし、2008年はベスト4進出、2013年は再びベスト8と一歩一歩着実に甲子園出場に向けて成長しています。


・野球部を取り巻く環境

 本校は5年一貫教育の技術者養成校です。しかし、あまり知られていませんが、特に設備面では恵まれており、「高専球場」と呼ばれる夜間照明完備の専用球場があります。選手と指導者の努力によって、整備や清掃状況も素晴らしく、きれいなグラウンドは野球部の誇りです。四国内は言うに及ばず、遠くは秋田や岐阜、福井、京都、鳥取などから遠征に来られるなど高い評価をいただいています。


  球場風景(バックネット一塁側から。2002年ごろ撮影)

 球場風景(ライト定位置付近からバックネット方向。2013年)

 
夜間照明(一塁側ベンチ前。2013年)

 学校側も卒業後の社会人生活に有意義であることや就職に有利などとして、クラブ活動を奨励しています。本校の野球部は5年間野球と学問に打ち込める素晴らしい環境です。
 勉学との両立は大変とはいえ、大学受験を目指す普通科進学校に比べれば野球に力を注げると自信を持って言い切ることができます。高専は大学等と同じ高等教育機関なので、いわゆる受験勉強とは縁のない学生生活を送れます。高等学校と違って留年制度はありますが、普通科の過酷な受験勉強とは比べ物になりません。受験のための勉強をする必要はなく、教養として身につける学問を勉強することができます。
 また、学費も3年生までは県立の高等学校より多いですが、5年間の合計では、普通科に進んで大学に進学するよりもかなり経済的です。理系に興味があるなら、ぜひ具体的に進路先として考えてみて下さい。学生寮がありますので、県内県外問わず遠方の方の入学も歓迎します。

・野球部員の進路

 部員たちの5年卒業後の進路は大変恵まれています。厳しいクラブでの経験が生きるのか優秀な企業(関西電力、四国電力、大阪ガス、JR西日本、JR四国、サントリー、オリンパス、ミズノなど大企業多数)に就職したり、官公庁(国土交通省、香川県庁、各道路公団、高松市役所、大阪市役所など)に進むなどの実績があります。県内企業では、四国化成、隆祥産業、タダノ、ヒューテック、石垣(順不同)などに進んでいます。
 進学でも広島大学への編入や専攻科に進んで東工大大学院入学など、一流国公立大学に進んでいます。また、野球をより高いレベルで続けたい学生は、3年修了から四年制大学のスポーツ推薦に応募して大学野球へ進むことも可能です。実際に3年生で高専を修了し、愛知大学野球連盟一部リーグの中部大学に進学。4年間野球部で頑張ってから心機一転勉学に励んで、京都大学の大学院合格した選手も現れました。
 保護者の方はぜひこの進路先を他の学校と比較してください。高専の良さがよくお分かりになると思います。

活動内容

 本校の活動は、ほかの高校(強豪私学)などと比べても決して引けを取りません。監督は筑波大学大学院体育研究科コーチ学専攻でスポーツのコーチングとトレーニングを専門に学んできました。自身も高校野球から社会人野球(三和銀行)まで投手として活躍しています。野球歴や指導者としての学歴は他校の指導者より優れているといってよいでしょう。加えて専任のコーチも複数おり、指導陣は充実しています。学外からはWBC日本代表に帯同経験があり、長年東都大学野球連盟一部の大学野球部を指導されているトレーナーをお招きして年に3回のトレーニング講習を行っています。
 練習試合は年間100試合以上組んでいて、他県の甲子園出場校や強豪校とも積極的に交流を行っています。専用球場があるので、他県からも強いチームを呼ぶことができるのです。普段の練習は放課後の3時間少々と限られていますが、本校には大学並みの長期休暇があります。夏休みは2か月弱、春休みも1か月強あり、その間は充実した練習が行えています。県外遠征合宿やトレーニング合宿など年3回実施しており、夏休みには校内の合宿施設を利用して校内合宿を行っています。野球に対して本格的に取り組めることは間違いありません!!

・終わりに

 中学生の皆さん。皆さんの手で香川高専高松野球部を甲子園に出場させてみませんか?我々は厳しい努力を重ね、全国高専で初めての甲子園出場という困難に挑戦するやる気のある人を求めています。


 我々とともに歴史を作ろう!!

初代躍進旗(夏の大会の応援に使用)


高松高専→香川高専高松 野球部公式戦成績
(創部昭和41年・高野連加盟昭和42年)

春季大会 選手県大会(夏) 秋季大会
昭和42 3-4木田 0-3土庄 2-3高松工芸
43 0-10坂出工 8-0坂出
0-20高松商
地区敗退
44 0-11高松東 3-4津田 地区敗退
45 不参加 10-0善通寺一
0-7土庄
地区敗退
(0-12高松)
46 1-5土庄 2-3三豊工 地区敗退
47 0-8丸亀商 7-2尽誠学園
0-9丸亀
地区敗退
48 6-0石田
3-10高松東
3-8高松一 地区敗退
49 7-0藤井学園寒川
0-3三本松
1-9志度商 地区敗退
50 4-3三本松
4-3高瀬
3-6土庄
(ベスト8)
0-10志度商 地区敗退
(2-3高松)
51 1-4多度津工 4-7尽誠学園 地区敗退
52 1-11三本松 0-17丸亀 不参加
53 0-12高松西 0-10観音寺商 地区敗退
54 1-8土庄 0-6丸亀商 地区敗退
(0-10高松東)
55 3-4高松工芸 10-0笠田
4-3坂出商
0-10高松南
(ベスト8)
地区敗退
56 6-4高松南
0-2津田
13-6笠田
1-4高松東
(地区予選廃止)
0-10観音寺一
57 2-0観音寺一
1-2坂出商
3-7高松一 7-0藤井
7-5津田
1-11三本松
(ベスト8)
58 0-8丸亀商 1-5高松西 1-8高松商
59 2-5高瀬 10-8高松北
3-13高松東
0-8坂出商
60 0-23高松北 0-10高松北 0-13高松一
61 2-8坂出工 1-4藤井学園寒川 0-13高松東
62 1-9高松西 0-10志度商 1-9大川東
63 0-1石田 0-7坂出工 1-5高松商
平成元 3-10丸亀商 2-4坂出 3-4観音寺商
2 3-15高松 0-9坂出工 1-8香川西
3 0-12小豆島 2-18藤井学園寒川 9-8笠田
0-7高松商
4 0-4高松商 4-8善通寺一 3-1大川東
0-10高松北
5 1-9香川中央 0-6高松西 1-9高松商
6 1-17観音寺一 3-7高瀬 5-2高松一
1-2坂出商
7 5-4高瀬
12-2坂出工
1-8坂出商
(ベスト8)
12-4石田
0-8丸亀
2-1高松桜井
5-7三本松
8 2-8土庄 4-11津田 9-3高松南
0-2土庄
9 1-12多度津工 1-12丸亀 0-9坂出商
10 5-4琴平
7-3石田
0-7尽誠学園
(ベスト8)
0-7飯山 0-7小豆島
11 0-7坂出工 3-10三豊工 6-2高松桜井
0-2丸亀城西
12 0-5小豆島 2-5丸亀城西 0-5観音寺一
13 1-9丸亀 3-1石田
3-4坂出商
0-10藤井学園寒川
14 2-6香川西 4-5琴平 9-2坂出工
0-3高松商
15 9-3善通寺一
4-1飯山
0-5高松西
0-4高松南 6-9高松北
(延長12回)
16 5-6高松 6-2飯山
1-0高松南
(延長11回)
4-5多度津工
(ベスト8)
3-6高松北
17 5-9高松一 9-2津田
7-3坂出工
9-6土庄
3-10小豆島
(ベスト8)
1-7観音寺中央
18 8-3坂出工
0-3香川西
2-1坂出商
4-2多度津工
3-1高松工芸
0-5高松桜井
(ベスト8)
6-2高松商
0-4観音寺中央
19 0-1高松北 3-2丸亀城西
(延長12回)
3-4小豆島
1-4土庄
20 0-7丸亀 2-1高瀬
7-0坂出商
8-1高松中央
0-10高松商
(本校初のベスト4)
3-4津田
21 4-5高松南
(延長11回)
5-6津田
(延長10回)
1-13寒川
22 今大会より
高松高専→
香川高専高松に
名称変更

0-7香川中央
0-8高松商 9-5高松西
0-11観音寺一
23 3-5志度 0-6大手前 9-2善通寺一
1-8英明
24 6-3三本松
6-7尽誠学園
3-6飯山
(延長14回)
8-6小豆島
1-11英明
25 5-6琴平
(延長11回)
5-0善通寺一
9-4高松東
3-5尽誠学園
(ベスト8)
4-12高松一
 26 4-2多度津 
1-3寒川
 3-7香川西 5-7大手前高松 
27 1-3高松東 2-9大手前高松 4-5志度
28 1-8尽誠学園 1-2丸亀 5-6高松南
(延長10回)
 29 2-8三本松   2-0琴平
3-12尽誠学園
2-3三本松