学習・教育目標(Learning Objectives),
学習成果(Learning
Outcome),
達成度基準(Performance Criteria/Measure) |
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A |
技術者としての責任を自覚し,人類の福祉に貢献できる倫理観を身に付ける. |
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A1 技術者としての責任を果たす能力(技術者倫理規定) |
1) 安全で有用なものを作ることの大切さを知っている。(技術者の使命) |
2)
環境を保全しつつ地球資源を有効に活用することの大切さを理解している。(環境) |
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3)
人間同士の相互了解を確認しあうことの大切さを知っている。(歴史,文化) |
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4) 生命を尊重し,自他の幸福を願う姿勢が身についている。(人倫) |
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A2 人類の福祉に貢献できる能力(文化,社会及びその歴史) |
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1) 技術者は公衆に対して責任を負う立場にあることを知っている。 |
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2)
技術者は有用で安全な技術を提供しなければならないことを知っている。 |
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3) 技術の有用性とリスクを示すことができる。 |
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4) 公衆の安全を最優先する姿勢を身に付けている。 |
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A3 物事の良し悪しを根拠を示して判断できる能力 |
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1) 事例において,何が問題か説明できる。 |
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2) 事例を通して,他者の体験をわがものとしている。 |
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3) 公衆の安全,福祉,健康及び環境保全を優先して判断できる。 |
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4) 判断を多様な価値観から評価できる。 |
B |
日本語及び英語で共同作業を良好に行うことができる. |
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B1 相手の意図を理解できる能力 |
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1) 日本語及び英語で相手の発言を正しく理解しようという態度を持っている。 |
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2) 日本語及び英語で発言の内容を文法や語彙の面から正しく聞き取り,理解できる。 |
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3) 日本語及び英語で対話の状況と内容から,相手の意図を正しく理解できる。 |
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B2 自分の考えを相手に伝える能力 |
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1) 日本語及び英語で自分の考えを相手に正しく伝えようという態度を持っている。 |
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2) 日本語及び英語で自分の考えを文法や語彙の面から正しく相手に伝えることができる。 |
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3) 日本語及び英語で自分の考えが相手に正しく伝わったことを確認できる。 |
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B3 役割を分担し,相互に協力して作業できる能力 |
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1) 作業の目的を知っている。 |
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2) 自分の役割を理解できる。 |
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3) 分担の作業を遂行できる。 |
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4) 助け合いながらお互いの作業を進めることができる。 |
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5) 話し合って個々の役割を決めることができる。 |
C |
情報機器を活用して情報収集や情報分析,文書作成,口頭発表ができるようになる. |
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C1 情報機器を活用して情報収集ができる能力 |
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1) Web検索ができる。 |
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2) 電子メール,ファイル転送ツールを使用できる。 |
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3) 収集したデータを管理できる。 |
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C2 情報機器を活用して情報分析ができる能力 |
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1) 表計算ができる。 |
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2) 表,グラフの作成ができる。 |
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C3 情報機器を活用して文書作成ができる能力 |
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1) ワープロを用いて文書を作成できる。 |
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2) 図表を含む文書を作成できる。 |
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3) 数式を含む文書を作成できる。 |
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4) 作図ツールを使って図を作成できる。 |
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C4 情報機器を活用して口頭発表ができる能力 |
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1) 時間配分が適切である。 |
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2) 理解しやすい構成になっている。 |
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3) 聞き取りやすい話し方ができている。 |
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4) 情報機器を使って発表できている。 |
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5) 簡潔に表現できている。 |
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6) 図表を適切に用いている。 |
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7) 目的と成果を要約して説明できている。 |
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8) 質問に適切に回答できている。 |
D |
技術者としての基礎知識を身につけ,高度な関連技術を修得し,広い視野を持って技術の発展に対応できるようになる. |
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D1 数学,自然科学に関する知識 |
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1) 基本的な法則や定理を知っている。 (基本的な法則や定理と説明文の対応付けができる。) |
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2) 基本的な問題が解ける。(法則を適用できる。) |
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3) 基本的な法則や定理を説明できる。 |
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4) 応用問題を解くことができる。 |
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D2 専門技術に関する知識 |
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1) 専門用語や現象・仕組みを知っている。 (専門用語や現象と説明文の対応付けができる。) |
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2) 基本的な問題が解ける。(法則を適用できる。) |
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3) 専門用語や現象・仕組みを説明できる。 |
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4) 応用問題を解くことができる。 |
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D3 幅広い知識 |
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1) 学んだ知識が整理できている。 |
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2) 学んだ知識が応用されている分野を知っている。 |
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3) 学んだ知識を他の分野に応用できる。 |
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4) 技術が社会に与える影響を考察できる。 |
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D4 技術の変遷を予測できる能力 |
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1) 技術の歴史を知っている。 |
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2) 技術の現状を知っている。 |
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D5 自ら学ぶ姿勢 |
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1) 予習復習している。 |
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2) 文献調査ができている。 |
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3) 目標を立てて取り組めている。 |
E |
与えられた課題を達成する手段を設計し,粘り強く問題解決に取り組むことができるようになる. |
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E1 計画を立案できる能力 |
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1) 目的を言える。(課題を理解している。) |
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2) 手順を示すことができる。 |
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3) 計画案を示すことができる。 |
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E2 回路又はシステムを設計できる能力 |
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1) 回路又はシステムを設計するための基礎知識を持っている。 |
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2) 設計手順,手法を知っている。 |
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3) 設計できる。 |
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E3 回路を組み立てることができる能力,又はシステムを構築できる能力 |
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1) 回路の組み立て又はシステム構築のための基礎知識を持っている。 (回路部品や記述言語などの知識) |
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2) 回路を組み立てる又はシステムを構築する手順,方法を知っている。 |
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3) 設計どおりに組み立てる又は構築できる。 |
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E4 回路又はシステムの問題点を見つけることができる能力 |
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1) 回路又はシステムの正常な動作を知っている。 |
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2) 正常な動作かどうか検証できる。(予測値と実測値を比較して検証できる。) |
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E5 問題点を解決できる能力 |
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1) 問題点を理解している。 |
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2) 教師の助言を受けて,問題を解決できる。 |
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E6 粘り強く取り組む姿勢 |
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1) 興味を持って取り組んでいる。 |
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2) 作業状況に応じて計画を見直している。(再製作,再構築,再設計) |
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3) 達成するまで粘り強く取り組んでいる。 |
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E7 自他の行動を判断し,チームで課題に取り組む能力
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1) 自己のなすべき行動を判断し,チームで課題に取り組んでいる。
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2) 他者のとるべき行動を判断し,チームで課題に取り組んでいる。
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