読書の森

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私が最近読んだ本(2011/6B)

あさのあつこ
十二の嘘と
十二の真実
徳間書店
S K (電子システム工学科2年)
 お話の内容は王妃に仕える侍女ツルの話と小さな町にすむ現代の老女の話が 出てくるのですが、最後の方になってやっと接点がうまれます。 中世の王国の物語と現代の恐怖譚のつづれ織りです。 少しホラーのはいったミステリーな作品になっています。 私は、あさのさんの作品ということで借りてみたのですが、面白くて、 どんどん引きこまれていきます。本が読み慣れていない人でも気楽に読めると思いますので、 ぜひ皆さんも読んでみて下さい。
ポール・ギャリコ
(矢川澄子訳)
雪のひとひら
新潮社
S Y (電子システム工学科2年)
 雪のひとひらは、ある寒い日、地上を何マイルも離れた空の高みで生まれました。 灰色の雲が凍てつくような風に追われて陸地の上を流れていました。 この本は、とても一瞬の命である雪のひとひらから見た世界の話です。 彼女から見た世界はとても美しいものばかりで、 私達にとってあたりまえのようなものやことを“美しい”んだ、 と気づかさしてくれる話でした。短くリズミカルな文で書かれ、 とても読みやすい本なのでぜひ読んでみて下さい。
西尾維新
クビキリ
サイクル
講談社
Y K (情報工学科)
 この本では「天才」と呼ばれる人達が出てくる。 絵を描く、料理を作る、学問を究めるなどなど...。 しかし主人公で語り部な男はいたって「平凡」。 島という「密室」に「天才」が集まったとき、殺人事件が起きる。 「平凡」な男はどう「天才」に立ち向かうのか!?
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