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私が最近読んだ本(2019/05)



図解雑学 宗教 井上順孝 ナツメ社
※書影はopenBDから
F K (1年1組)
 皆様は、人生の中でどのくらい「宗教」について考えたことがありますか?「自分とは無関係だ」とか、「興味ないですが、何か?」と考える人が多いと思われます。しかし、グローバル社会真っ只中である今や、自分達にとって「宗教」というものは以外と近くにあるのかもしれません。
 だからこそ私は、この本を紹介すべきだと思うのです。なぜなら、前述のとおり、グローバル社会の中で様々な人々と出会っていくとき、宗教に入っている人がいるならあなたならどうしますか?無視をするっていう手もあるかもしれない。しかし、私はこう思います。「もし、その宗教に入っているのなら、私はその人が宗教的にも、その人自身の生活も、気楽に暮らせるような、そんな世の中であって欲しい。」これを読んでいる人に言いたいです。
 「宗教に入っている人がいるなら、まず、その宗教について理解しなければならないと思う。」
 この本は宗教のことを一から学べ、図ものっているすごい本です。もし、私と同じ考えなら、この本を手に取ってみてはいかがですか。


10代にしておきたい17のこと
 本田健 大和書房
※書影はopenBDから
O H (1年1組)
 私が最近図書館から借りた本は「10代にしておきたい17のこと」という本です。私がこの本を借りた理由はタイトルに興味をひかれたからです。
 私は今、丁度17の年でありこの作者が考える17の内にすべきこととはなんだろうと思い借りました。そして僕がこの本の中で特に興味をひかれた部分は「幸せで素敵な大人に出会う」ことが17の内にやっておくべきという部分です。1つ1つの出会いを大事にしなければいけないと思わせられるような部分でした。
 ぜひ他の人にも読んでいただきたいです。
高橋克彦・京極夏彦 ほか
さむけ
祥伝社
O A(1年1組)
 私が,最近,図書館から借りた本は、「さむけ」という本です。この本は怖い話がたくさん入っている短編集です。
 私は、怖い話が好きなので、この本を借りました。この小説に書かれている話に、ゆうれいは出てきません。そのほとんどが人間の持っている、嫌な部分について書かれた怖い話です。私も、難しい話が多いなと思いました。
 怖い話が好きな人、本が好きな人は、興味があったらぜひ読んでみてください。


ちょっと今から仕事やめてくる 北川恵海 メディアワークス
※書影はopenBDから
H M (1年2組)
 この話は主人公の隆がブラック企業に就職し、仕事に疲弊し、自殺を考えるほどに追い込まれたところから、小学校の同級生だったという「ヤマモト」を名乗る男によって、退社を決意するところまで描いた話です。
 私がこの本を読んでとても心に残ったシーンはクライマックスで「ヤマモト」がいう「なあ、隆、お前は今、自分の気持ちばっかり考えているけどさ、一回でも、残された者の気持ち考えたことがあるか?なんで助けてあげられなかったって、一生後悔しながら生きていく人間の気持ち、考えたことあるか?」と隆にといかけるシーンです。
 ぼくはこのセリフを聞いて無責任な自己中心的な考え方ではまわりの人々を傷つけてしまうから自分1人の殻に閉じこもらずしっかり周りと相談して考えていくべきだと考えました。


キノの旅
 時雨沢恵一 角川書店
※書影はopenBDから
Y M (1年3組)
 私が最近図書館から借りた本は「キノの旅」という本です。この本を借りた目的はこの本がアニメ化されているのを見て興味を持って借りました。
 この本は小説ですが、小説が苦手な方におすすめします。
 なぜなら、この本は短編小説で10ページ位で終わる話もあるのでそこだけを読むことができます。また、この本は一人の旅人の話ですが20巻以上でていてどの話もそれぞれ別の内容や架空の国の話なのであきることなく様々な架空の国や物語を読むことができます。内容は全て違う国や物語ですが、しっかりと中身がつまっていてありきたりな話ではないのでどの話も楽しんで読むことができます。だまされたと思ってこの本を手に取ってみてください。最初短い小説から読んでみて面白かったらぜひ他の話も読んでみてください。
 もし良かったらこの小説を手に取って小説を好きになるきっかけをつくってみてください。


頭に来てもアホとは戦うな! 田中耕太郎 朝日新聞出版
※書影はopenBDから
M K(電子システム工学科2年)
 僕がこの本を借りた理由は、この本を元にしたテレビドラマが放送されていることを知っていて、一度読んでみたいなと思っていたからです。
 内容は、自分の時間を何のために使っていけば良いのかやイライラしてしまったときの対処の仕方、イライラしてしまわないような考え方などが、著者の経験からすごく分かりやすく書かれています。社会に出た時の人間関係についても書かれていて勉強になりました。
 これからの人生をより良くしていくためにも、イライラしない考え方が大切だと分かりました。


人はなぜ錯視にだまされるのか
 北岡明佳 カンゼン
※書影はopenBDから
H Y(電子システム工学科2年)
 僕がこの本を選んだ理由は図書館に行ったときに、小説や辞典が多いなか、ちょっと変わった本があり気になったからです。本が好きな人もいれば嫌いな人もいると思います。本が嫌いな人の多くは字が多いだとか絵がなく話の内容が頭に入ってこないなどの理由だと思います。しかし、この本は字を読むというより絵を見て楽しむ本です。だから本をあまり読まない人もとても読みやすいと思います。
 次は内容についてです。この本は主に錯視という知覚的錯覚をおこす絵を集めたものです。これはおもしろく錯視というのは、目ではなく脳で起こると考えられるようになってきて、訂正不可能なため何度でもだまされてしまいます。この本の最も驚いたところはトリックの絵がなぜそう見えているかの解説が書かれているというところです。そして解説を見てトリックがわかっているにもかかわらずだまされるのです。それがまた不思議でおもしろいのです。
 この本を見ていると、次へ次へとどんどん他の絵も見たくなり、ハマってしまいます。本を読むのが苦手な人でも一度、読んでみてはいかがでしょう。


三日間の幸福 三秋縋 角川書店
※書影はopenBDから
S T (情報工学科2年)
 この本はまず、『人間の命』についての話から始まる。
 こんな風に書くと何やら重たいテーマなのかと思われるかもしれないが、この本で書かれているのは、『命の価値』についてだ。
 誰もが一度は考えたことがあるであろう自らの命の価値について主人公はこう考えている。『きっと俺の命の価値は周りの奴らより高いだろう』と。こんな風に思っていた主人公だがその後人生悪いことばかりで、お金もなくなり、困っていたところ『寿命を買い取ってくれる』というお店の話を聞き、そこから主人公の生き方が変わっていく、というのがこの本の序盤の大まかな内容である。
 私がこの本を借りた理由としては著者の三秋縋先生が書かれた本を読んでいて、幸せに対する価値観が似ていて、自分の中に物語がすっと入ってくる感覚が心地よくほかにどんな作品があるのだろうと探していた時に『三日間の幸福』というタイトルに惹かれたからである。
 もしも、自らの幸福について悩んでいるのであれば、この本の中に描かれている幸せにふれて、自分にとっての幸せについてじっくり考えてみてほしい。


電車基礎講座 野元浩 交通新聞社
※書影はopenBDから
Y H (電子システム工学科4年)
 毎日利用している電車についてあなたは知っていますか?
 モーターに電気を流せば走ってくれる単純な乗り物だと思っている人も多いのではないでしょうか。実際には、複雑なモーターの制御や、車輪の形状まで、さまざまな技術の上に成り立っているのです。この本は、そんな“知っているつもり”から“確かな知識”へと変えてくれる本です。
 多くの項目の中で、私がぜひ読んでもらいたいのが、モーター制御についてです。難しい内容ですが、高専で学んだ知識で理解することができます。
 ぜひこの本を読んで、明日から違った視点で電車に乗ってみてはいかがでしょうか!


みんなのPython 第4版 柴田淳 CB Creative
※書影はopenBDから
W R (情報工学科4年)
 今回、研究でPythonを使用するためにこの本を借りた。
 これまでにPythonは触ったことがなく、全くのゼロからのスタートであった。
 しかし、Pythonの基本をわかりやすい図や表を使って説明してくれるため、初心者でも問題なく進めることができた。
 この本の特徴として、独特なサンプルコードがある。このような技術書において多くの場合、至って真面目な内容である。そのようなものは時に目が滑り眠くなったりもするだろう。それに対してこの本では、アニメやアイドル等、サブカルチャーをよく取り入れている。そのため、飽きることなく読み続けることができる。
 また、この本は比較的新しめの本(Python3.7)なので今学ぶのにもってこいだろう。皆さんもこの機会に学んでみるのはいかがだろうか。
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