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私が最近読んだ本(2023)



とある魔術の禁書目録
 鎌池和馬 電撃文庫
1年1組 M.C
 「とある魔術の禁書目録」という本はファンタジー系統の本です。この物語世界には「能力」と呼ばれるものがあり、主人公の上条当麻(かみじょうとうま)は無能力者のレベル0です。そのうえ、彼は俗に言う不幸体質というもので様々な出来事に巻き込まれます。実は彼、能力を持っています。幻想殺し(イマジンブレイカー)という能力で、右手に触れたあらゆる能力を無効化します。その能力で当麻は沢山の人を助けています。私がこの本を選んだ理由はスピンオフの超電磁砲を知っていたからです。禁書目録がとあるシリーズの本編だと知りました。気になったので借りてみたら超電磁砲に出てきた場面がところどころ出てきて面白かったです。また、借りた理由はもう一つあります。とあるシリーズの異能力のほとんどが理化や科学に関しています。そして、バトルシーンも科学的な要素があり勉強になっています。私がこの本を読んで面白いと思う半面考えさせられることが多い話だと思いました。本編のネタバレになってしまうので多くは言えませんが上条が禁書目録のために自身が傷つくのも構わず立ち向かう場面はとても感動しました。また、日常の風景やギャグ要素がありとても楽しめます。


クソデカ溜息をついている陰キャだけど、案外楽しく生きていけてる
 かっつー KADOKAWA
情報工学科2年 N.J
 マジメだねとよく言われるけど、全く彼女が出来ないのはなんで?みたいな感じの文章から始まり、生まれてから現在まで起こった出来事とその時の心象(愚痴)を仙台高専を卒業したYouTuberのかっつーが語っている本です。高専を卒業した人であり、僕が高専に入学する前からYouTuberで見ている人なので絶対おもしろいと思って借りました。最初に書いた通り、かっつーの体験した出来事の愚痴がたくさん書かれていました。かっつーは高専での生活を地獄と表現していましたが僕はそうは思いません。入学した理由は一緒で休みが長いとか大学受験がないからですがここでの生活はとても楽しいと思っています。ですがかっつーと同じところを一つ挙げると、マジメなのに彼女がいないことです。自分で自分をマジメと言うのもおかしいかもしれないですが僕も中学生の時は毎年学級委員をやっていたし小学生の時は児童会長みたいなのもやっていましたが、1度も彼女はいませんでした。…そんな事はどうでもいいのですがとにかく僕がこの本から学んだことはマジメすぎるのはあまり自分にとってメリットがないこと、そして何か辛いことがあったらとりあえず周りの人にたよりまくったほうがいいということです。普段本をあまり読まない僕でもあっさり読めたので、かっつーのYouTubeを見ている人には特にオススメです。
1年3組 T.M
 「クソデカ溜息をついている陰キャだけど、案外楽しく生きていけてる」という本は、かっつ―さんが書いたエッセイ本です。この本は、普段陰気で内向的な性格の人たちを指す「陰キャ」と呼ばれる人々に向けて、楽しく生きるヒントを提供しています。本書では、陰キャだからこそ味わえる独自の視点や感性を大切にし、自分を受け入れることの大切さが語られています。著者は自らの経験やエピソ―ドを交えながら、陰キャの特性をポジティブなものとして捉える方法を伝えています。また、人間関係の築き方が紹介されています。読者は、自分自身が陰キャであることを受け入れながら、新たな可能性を見つけることができるでしょう。本書は、陰キャだからこそ持つ魅力を理解し、楽しく充実した生活を送るための心強い味方となることでしょう。自分を愛し、自分らしく輝くためのヒントが満載です。


金田一少年の事件簿4
鬼火島殺人事件

 天樹征丸 講談社
通信ネットワーク工学科3年 A.R
 胃の検査のために病院に行ったのをきっかけに、その病院が主催する医療スクールのアルバイトとして参加することになった金田一と美雪。その舞台となるのは南房総に浮かぶ孤島、不知火島。付近の漁師は「鬼火島」と呼んでおり、夏の午前零時になると鬼火が飛び交うという。そして次の日、この島で起こった怪談をもとにした肝試しが行われることに。午前零時に「百日紅の間」の鍵穴を覗くと、鬼火と首を吊った幽霊が見えるという。そして午前零時になり、金田一が鍵穴を覗くと、そこには飛び交う鬼火と、セミナー受講生の一人が首を吊られている現場が!しかし、金田一たちが扉を開けると、犯人も、遺体も、そして鬼火も、全てが忽然と消えてしまった…。この怪異こそ、「午前零時の悪霊」による鬼火島を舞台とした、罪人の処刑の始まりだった…。死体と犯人の消失トリック、少年「海老沢」の存在、そして、あまりにも意外すぎた犯人とその哀しき真相…。金田一ファンの私が推薦する、金田一シリーズの中でも屈指の名事件を是非、ご覧あれ!


あの夏が飽和する
 カンザキイオリ 河出書房
通信ネットワーク工学科3年 M.K
 私が紹介するこの本は、数年前の夏に愛する人をなくした主人公がなくなった彼女の生き写しのような少女とその同級生の少年を救うため奮闘する物語である。正直なところ、この物語はそんなに輝かしいものではないかもしれないが、読み進めていくと彼らの幸せを願いたくなるのだ。この本の素晴らしいところは情景描写などが上手いところだと私は思う。読んでいくうちにその物語にのめり込んでいき、登場人物に感情移入してしまう。作品を見る上では、感情移入することは当たり前の話ではあるかもしれないが、この本はそれが案単にできてしまうのだ。  この本を読んで私が感じたこととして彼らは周りの人に、正確には身近な、家族に恵まれなかっただけだったのではないかと思う。家族というのは本来、安心できる存在であるべきなのだ。しかし、そうではなかったがために彼らはごく一般的な生活が出来なかった。無論この物語はフィクションではある、がしかし現実にこのようなことがないわけではない。そう考えると私が今こんな風に生活できているのは恵まれているのだろう。  私がこの本を選んだ理由としてはこの本の著者が好きだからである。カンザキイオリさんは小説だけでなく作曲もしており、この本の内容の曲も作っている。この本を読むときは、一緒に聞くとより楽しめると思うのでぜひ聞いてほしい。


脳がやる気を起こす魔法
 ドン・ジョセフ・ゴーイー 株式会社イーストプレス
電子システム工学科3年 I.A
 私がこの本を借りた目的は普段の定期テストにある。私は定期テストのテスト期間に入るたびに「前日に勉強したらいいや」や「ゲームや睡眠をもっととりたい」などと勉強を先のばしにしてしまっている、そこで図書委員に入ったことをきっかけにこの「脳がやる気を起こす魔法」という本を読んで少しでも自分の中の考えが変わるのではないかと思いこの本を借りて読んだ。この本では、ある昔の人物の体験や実験のデータなどから色々な考え方を学ぶ本になっている。私はこの本を読んでほんの小さなことから少しずつ変化させていこうと思った。


男がわかる心理学
 齋藤勇 株式会社西東社
電子システム工学科3年 U.S
 私がこの本を借りた目的は、男性の行動の不思議について知りたいと思ったからです。いつもはテンションが高い人が急に暗くなったりする友達の心理について知りたかったからです。この本の内容をとしては、男性のほとんどが当てはまる心理についてなぜそうなるのかがくわしく書かれています。具体例としては、なぜ男性は「巨乳とくびれたウエストが大好きな理由」です。これは自分が思うにほぼ全員当てはまっていると思います。この本の感想としては、男性の心理について的確に書かれているので、男性の心理について知りたい人は借りるべきだと思いました。


The Very Hungry Caterpillar
 Eric Carle 
Philomel Books
情報工学科3年 K.S
 私のおすすめの本は「はらぺこあおむし」の英語版です。1年生の表現コミュニケーションの時間に多読のために借りました。この本をおすすめする理由は、誰もが知る「はらぺこあおむし」を英語で読むことによって、英語に親しみやすくなると考えるからです。私自身、英語が苦手なのですが、日本語の内容を知っていいたため、とても読みやすかったです。それに加えて、英語の表現も学ぶことが出来てとてもいい経験になりました。簡単な英単語ばかりなので、英語が苦手な人にもおすすめです。


ペンギン・ハイウェイ
 森見登美彦 角川書店
1年1組 M.S
 僕が最近図書館で借りた本は森見登美彦さんの「ペンギン・ハイウェイ」です。 この本は、小学四年生の主人公アオヤマ君の住む町で突然ペンギンが大量発生するという現象がおこります。そして、そのペンギンを顔なじみのお姉さんが出現させていることをしります。しかし、お姉さん自身もなぜ自分がペンギンを出せるかわからず、二人でペンギンの謎について調べるという物語です。この本を読んだ感想は、独得な世界観で描かれていて、ただ読むだけではなく、自分で想像を膨らませながら読むとより物語に入り込むことができると思いました。


バケモノの子
 細田守 KADOKAWA
電子システム工学科3年 I.A
 まず、私がこの本を読んだ理由は小学生の頃見た「バケモノの子」という映画が大好きでこの映画の小説が家にあったからです。この本の主人公は乱暴な性格の熊徹と蓮という少年です。この物語の舞台はバケモノが住んでいる世界と蓮が住んでいる人間の世界です。この物語はある日蓮がバケモノの世界に迷い込んで熊徹と出会うところから始まります。そこから二人で一緒に修行をしたり、旅をしたりしてお互いに心も身体も成長していくところがこの物語のみ力です。映画で見るのとは違って自分で情景を想像できるのでとてもおもしろかったです。


論理哲学論考
 ウィトゲンシュタイン
 岩波書店
通信ネットワーク工学科4年 S.H
 この本は、1918年にオーストリアの哲学者ルートヴィヒ・ウィトゲンシュタインが完成させた哲学書である。この本は他の哲学本とは一線を画す存在として扱われていることを私はよく目にすることがあった。その理由は序の部分で彼が述べた”哲学の諸問題は言語の論理に対する誤解から生じている。本書の意義を要約すると、およそ語られうることには明晰に語られうる。そして、論じえないことについては、ひとは沈黙せねばならない。”(一部要約)というものである。彼は本書の中で世界を事実の総体であるとし、事実を写像したものを像と定義した。そして像の中でも思考を用いた。このために、要素命題(可能性を射影する知覚記号)を最小単位に分解したもの(これは名で構成される)に論理操作を加えてあらゆる複合命題を作り出し、これ以上語られないものを思考の限界=世界の限界を表し、これより向こう側を「ナンセンス」として見せたのだ。 本書に対する私の率直な感想としては、ものすごく頭が痛くなる本だというものである。しかし、だからと言って本書は私にとって読む価値なしというものでは決してない。私は本書の六・四から始まる倫理の話が魅力的であると感じた。ウィトゲンシュタインは、本書の最終段階にて幸福な生について示した。六・五二、六・五二一にて語られるものは、生きるという意味の問いに対する哲学的回答ではなく、言語の限界を超えたことによる問の消滅であった。「幸福に生きよ!」これが彼の知る人生の目的である。これより先は謎であり、六、五にて謎が存在しない今、語りえぬものとして沈黙しなければならない。「六・五二二だが、言い表しえぬものは存在する。それは示される。それは神秘である。」 この本を読むにあたり、私は動画サイト等で解説動画を視聴したりもしたが論考に対する理解度は皆無に等しいと確信している。それでも天才が示した論理を垣間見れるだけでも本書を手に取る価値があると思う。


ミステリと言う勿れ
 田村由美 小学館文庫
通信ネットワーク工学科2年 M.R
 この本は主人公である普通の大学生久能整が様々な事件に巻き込まれ、それを解決していくという内容です。ジャンルはミステリーですが、それほど複雑ではないので誰でも気軽に読めると思います。この本の好きな点は主人公の言動にあります。主人公が時折雑学や自身の考えを言うのですが、それにとても感心してしまいます。いくつもあるのですが、中でも心に残ったのは、いじめに関する話です。海外ではいじめをしている方をカウンセリングするらしいです。いじめるのは心に異常があるからだという考えの元での行動なのですが、日本ではいじめられている方を逃がそうとします。逃げてしまうと授業が受けられなかったりして、損しかありません。なので、いじめの被害者を更に追い込んでしまっているのです。それはおかしいので逃げる必要はなく日本も海外と同じような考えになればいいというような話でした。これが自分の心に深く刺さりました。日本にいる皆が同じ思想になればいいなと思いました。このようなとても魅力のある本なのでぜひ読んでみてください。


星の子
 今村夏子 朝日新聞出版
電子システム工学科2年 S.K
 主人公のちひろがおかしな宗教にはまってしまった両親に育てられ徐々に破滅の方へと進んでいってしまうというお話です。「星の子」というタイトルを見て惹かれて手に取ってみたのですが、自分の想像していた物とは違い、また内容もとても興味深く、しかもこの小説は読んでいくと、まるで自分も「星の子」という宗教にはまってしまっているような不思議な感覚になりました。作中で出てくるちひろの姉のまさみや親戚の雄三おじさんが、狂ってしまった両親とちひろを宗教から離れさせようとするシーンがあるのですが、そのシーンでのちひろの考えがとてもおもしろく、盛り上がりの部分のように感じました。この「星の子」を読んでいくと、今までにない小説の感覚が使われている気がしてとても面白いので色んな人に読んでいただきたいです。


野田クリスタルの
こんなゲームが作りたい!

 廣瀬豪、野田クリスタル
情報工学科4年 N.H
「ゲームを作りたい!」を志して高専に来た1年生たちへ
  過酷な試験をくぐり抜け、憧れの高専に入学したあの日。中学3年の私たちは、何を理由に高専という道を選んだのか。
 様々な理由があると思われるが、「ゲームを作りたい!」を理由に入学した人も多いのではないだろうか。私の同級生の間でもよく聞く理由の1つで、かくいう私も同じ理由で入学した1人である。
 しかし、授業では学習しない技術が必要となる為、挫折していく人が多い。もちろん私もそうだ。
 だが、ここで「ゲームを作りたい!」をあきらめるのはまだ早い。ゲームを作るだけならば、もっと手軽でわかりやすい方法がある。今回紹介する書籍、「野田クリスタルのこんなゲームを作りたい!」が君のゲーム制作の第一歩をサポートしてくれる。
 この書籍では5つのゲームを制作していくが、そのすべてで使用されている言語はScratchである。ScratchはUIを用いて記述する言語で、複雑な文法や構文を理解せずともコーディングできることが特徴である。
 書籍上での説明が丁寧である事はもちろんの事、実際に動かす事のできる完成品をScratchのサイトで遊ぶ事ができ、完成した時のイメージを持ちやすい。更に、この書籍で制作するゲームで使用される素材は全てダウンロードする事ができる為、スクリプト制作のみに集中する事ができる。
 こうして「ゲームを完成させた」という経験が、次の作品へのモチベーションに繋がるだろう。
 そして、ゲーム制作の二歩目以降を歩む人が増える事を願っている。


大学編入試験対策
編入数学徹底研究

 桜井基晴 金子書房
情報工学科4年 F.M
 私がこの本を借りるきっかけとなったのは同級生です。彼は編入試験のための勉強に使う教材を何にするか悩んでいた私にこの本を勧めてくれました。実際に使ってみると、 彼が勧めてくれた理由がわかりました。各章ごとに、微分積分や確率、ベクトル解析など様々な種類の例題が多く掲載されており、章末にはそれらを用いて解くことができる過去の試験の問題が複数章末問題になっています。さらに、例題には詳しい解説がのっており、非常に分かりやすいです。 この本は2009年に出版され、十数年以上増刷されているほど、長期間支持されています。一度使用してみると、これほど長い間使われてきた理由が分かると思いますので、是非一度お手にとってみてください。


聖域
 コムドットやまと KADOKAWA
情報工学科3年 H.S
自己肯定感の低い人たちへ
 私がこの本を紹介しようと思った理由は、内容がとても面白く、ぶっ飛んでたからだ。 まず、この本を開くと著者のコムドットやまと君の写真が何枚も出てくる。 しかも、ドヤ顔でだ。これは自分に相当自信がないとできない。 そして、この小説の冒頭に”僕はとんでもなくイケメンだ。はっきり言って敵がいない。”と書かれている。 私は、自分自身をこのように高く評価できる性格、人間性に驚き、この後の内容も読んでいても飽きなかった。 この本を、現代の自己肯定感が低い人たちにぜひ読んでもらい、彼のマインドを取り入れてほしい。


君の膵臓をたべたい
 住野よる 双葉社
電子システム工学科3年 U.S
 この本を読もうと思った理由は、2つあります。1つ目は映画化されていているからです。自分は映画を見ていたので、この本をだと自分でも読めると考えたからです。2つ目は、友達におすすめされたのがこの「君の膵臓をたべたい」だったからです。何度もすすめられた結果自分も読んでみたいと思い、この本を買いました。この本の内容としては、主人公である「僕」が、膵臓の病気を持っている山内桜良といっしょに桜良の死ぬ前にやりたいことに付き合っていき、次第に心を通わせて成長していく物語です。


5分で読める!怖いはなし
 井上雅彦ほか 宝島社文庫
通信ネットワーク工学科3年 A
 9月19日、日本語の知識と理解を深め、強化し、向上させるために図書館に行き、この本を借りた。マレーシアからの留学生として、特に小説を読むことは、物語の設定、言葉の意味、物語の中に隠された意味や微妙なメッセージを示すニュアンスなど、物語の様々な側面を理解する必要があるため、難しいことである。マレーシアでは、読書は常に私の趣味の一つであり、人生とそのものに対するさまざまな世界観に触れることができる楽しいものだった。この本の中の「横切る」と題されたこの小説の第1話は、吸血鬼と世界中の吸血鬼のさまざまな童話について説明する男から始まった。男はこの話を猫に説明していた。そして男は、吸血鬼の起源である魂がないことを条件に、猫が死者を生き返らせることができるという童話を説明した。最後に、猫を死体の上を飛び越えさせることで、死者を蘇生させるのだ。


僕とアリスの夏物語
 人工知能の、その先へ
 
谷口忠太 岩波書店
1年2組 N.K
 僕がこの本を借りた理由は、この本の裏表紙に書かれているあらすじを読んだとき、知識が無い状態から、人から多くのことを学び取り成長する人工知能と主人公の関係がどう変化していくのかが気になったからです。
 この本は、小説が一話あり、次にその話を著者が解説するというものを繰り返して進んでいきます。小説を読み内容を知ってから解説を読むことで、人や人工知能の考えや行動が一体どんなものなのかを理解できます。
 小説の感想は、最初のうちは何も知らない人工知能に主人公たちは振りまわされますが、少しずつ成長していく人工知能に対する主人公たちの態度や反応の変化がとても面白かったです。また、主人公の学校での人間関係が小説を読み進めていくとよく分かります。それが人工知能が関わることで変化していく様子が、読んでいてわくわくしました。


まおゆう魔王勇者①
「この我のものとなれ、
勇者よ」「断る!」
 橙乃ままれ
 エンターブレイン
1年1組 Y.T
 私がこの本を借りた理由は表紙やタイトルを見てとてもおもしろそうだと思ったからです。
 この物語は、魔王討伐をしに魔王城へ訪れた勇者が、魔王と世界の現状について話すことになり、魔王を討伐する気が無くなった代わりに、世界を良くするために魔王と協力することになった。魔王の目的は魔族と人間の戦争をどちらも苦しまないように終わらせることであり、今のままではどちらが勝っても両方が苦しむことになってしまうため、魔王と勇者の二人で魔族と人間の両方を手助けしていき、二つの種族の未来を良くしようとする物語です。
 この本を読んだ感想として、まず読みやすかったです。セリフの一つ一つに誰のセリフかが書かれていたり、分かりにくい言葉は解説が書かれていたりして読みやすかったです。次に魔王と勇者の会話がおもしろかったです。特に日常のやりとりは小中学生ぐらいのレベルの会話をするときもあっておもしろかったです。
 二巻目も読みたいです。
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