図書紹介

 

ブックハンティングにて購入した本の紹介をします。

 

 

2-1 山崎 健志

 

「子犬のローヴァ-の冒険」

魔法使い、ドラゴンなど不思議なものが沢山出てくるトールキン作の話。魔法使いに噛み付いてしまったためおもちゃにされた犬のローヴァ-は元に姿に戻るため月の世界や海の世界などあちらこちらを旅します。それらの世界がまるで見てきたかのように生き生きとかかれていて、身近なことから神話の世界までが身近に感じられるトールキンらしい本です。

 

「話を聞けない男、地図の読めない女」

男女差別がさけばれている中この本が言っているのは「生物的な男女の違い」です。なぜ特定の仕事は女性が少ないのかなどの問いをただ男女差別だからと言うのではなく人の原始時代からの暮らしなどから説明しています。問題提起の仕方が「男はなぜ冷蔵庫のバターを見つけられないのか?」などのように、身近な話題から始まっており、また他にも男女それぞれから見た恋愛についてなども書かれていて結構軽い気持ちで読むことが出きる本です。

 

「陰陽師 瘤取り清明」

最近なにかと話題の陰陽師。この本では題名の通り有名な昔話の瘤取りじいさんのような話が語られます。それでも話の終わりは昔話とはまったく違っていて新鮮な気持ちで読むことが出来ます。見た目の割には短い話なのであまり字の多い本を読むのは苦手という人にもお勧めです。

 

 

2-2 川崎 政志

「餓狼伝」 著者:夢枕 獏

純粋な格闘小説というとありそうでじつはそうないものです。この「餓狼伝」はじつに純粋な、そしてリアルな格闘がストーリーの中枢をしめています。闘いの場面では闘っている人の主観で闘いが進みます。闘技者が闘いの最中に抱く怒り、気負い、恐れといった感情がリアルに描かれていて、その圧倒的な力に読者は引き込まれてしまいます。この小説の素晴らしい点は格闘場面の力強さの他に、キャラクターがじつに生きているという点が挙げられます。様々なキャラクターが登場しますが、その全てのキャラクターに共通する点がより強きを目指している事です。全ての人物が同じ思いを胸にじつに生き生きと、そして熱く闘いを繰り広げてくれます。格闘技ファンならずともぜひ読んでもらいたい一冊です。

 

「天切り松 闇語り」

著者:浅田次郎

時は大正、天切り松こと松蔵という名の一人の老人が語ってくれる話。彼は今でこそ老いぼれていますが、かつては天下に名を知らしめた大泥棒だったのでした。そんな彼が修業時代に仲間の泥棒達と経験した話を、密かに刑務所の留置所内で闇語りという技術を使って語ってくれるのです。彼のかつての仲間達は皆、人情味にあふれた泥棒達でした。そして彼の話には不思議な魅力があり聞く人をひきつけるのでした。彼の話は人情にあふれていて、人として考えさせられるものがあります。事実この話を聞いた人は皆、人として成長するのです。いなせで粋な泥棒達の話です。ぜひおすすめします。

 

「トールキン指輪物語辞典」

著者:デビット・デイ

ファンタジー小説が好きな人なら、一度はトールキンと「指輪物語」の名前を聞いたことがあると思います。この本は「指輪物語」というなかば伝説的な作品の辞典という形をとっています。辞典というのですからもちろん語句の説明をするわけですが、一つ一つの語句に関してじつに細部に渡って説明がされています。作品中では語られなかった多くの真実についても詳しく説明がなされています。この辞典だけでも一つの読み物として成り立つほどです。「指輪物語」自体をすでに読んだことがある人はもちろんですが、「指輪物語」をまだ読んだことがない人にもぜひおすすめの一冊です。

 

情報通信工学科3年 ソン

 

「流行定石の解明」 (囲碁の本)

  著者:イー・チャン・ホ 李昌鎬 韓国

私は囲碁が好きなのでこの本を選びました。著者のイーチャンホはまだ若いのに現代碁界のトップに立っています。碁の打ち方は積極的で若々しくて有名です。

 90年代に入って、定石には多くの変化と発展がありました。中央の価値やスピード、厚みなどを重視する様々な新しい定石が現れてきました。この本は、主に90年代に入って新たに研究され脚光を浴びた定石の一部を整理したものです。この一冊の本で、複雑多様な流行定石を全て紹介しています。ちょっと難しいかもしれないが、碁をもっともっと強くなりたい人には貴重な本だと思います。図書館にはイーチャンホの書いた他の本も置いてありますので是非参考してください。

 

「550征服 TOEFL イディオム」

  著者: ロバート・ムーア、岡田 敦子

 英語を聞いていて、知っている単語で話されているのに、なんとなく相手の言っていることが理解できなかったという経験はないだろうか。その原因は、イディオムの意味を知らないことによる場合が多い。英語を話すのにも、英語の試験を受けるのにもある程度のイディオムを知らないとうまくいかないのだ。

 TOEFLやTOEICのような試験にはイディオムがよく使われているので勉強する必要がある。イディオムを教える本もいろいろあるが、私は特にこの本を薦める。なぜなら色々な特徴を持っているからだ。書き方も明るくイディオムの意味もちゃんと説明しているのでとても分かりやすいのだ。そして練習問題も多いから覚えやすい。

 皆さんは学校を卒業した後の希望は就職であろうと進学であろうと英語の力を持つのは大切だ。英語を勉強するのにこの本が役に立つはずだから是非見てみてください。

 

「基本から始まる フォークギター」

  著者: 寺崎美佐子

 私は音楽が好きで、暇のときに何かをひきたいなと思っていた。フォークギターは楽器の中では比較的手軽に習いやすい。友達と一緒にワイワイ演奏することもできるし、一人で弾くのにも楽しさがある。ギターを習おうとして、ギターを教える本を探しているときこの本を見つかった。

 その名前「基本から始まるフォークギター」の通りにこの本は初心者向きのだ。ギターの持ち方や楽譜の見方などから教えてくれて、全然分からなかった私も自分で読むことができた。その上、CDも付いているので正しく弾くことができるのだ。  

 皆さん、もしギターを習ってみたければ是非この本から始めてください。

 

 

電子工学科4年 吉田 達生

 

「ヤマケイ登山学校⑤山登りのプランと準備」

著者:松倉 一夫

山の計画をするにあたってどのような事をどのように計画すればよいのかを「山の装備」「地図」「役職」を中心に詳しく説明している。装備などでは気候、行き先など色んな状況、状態によりどのようなものを準備するべきかを教えてくれる。地図ではコース選びをするにあたり登山するメンバーによってどのように選ぶべきなのかを記載している。役職においては誰がどのような係(仕事)をし、どのような人がどのような仕事に適しているかを記載している。登山というのは計画の時点でほとんど決まるので計画を立てるにあたって

はこのような本でしっかりきちんとたてておきたいものです。

 

「ヤマケイ登山学校③山で食べる」

著者:小池 すみこ

山での食生活においての本です。山ではやはり栄養が不足しがちになるものです。山での行動食ではやはりかなり限定されてくるのでその中でどのような食事をとれば栄養分が不足せずなおかつ、簡単に登山道の道の最中で食べることができるのかを記載しています。

また、夜や朝の食事においては長持ちする食材(腐らない物)で作らないとダメなため

どのような物で何を調理すべきか、を記載してどのようにして山の上まで運ぶべきかを記載しています。

山での食事は大切なものでなくてはならないものなのでこの本できちんと計画しておく必要があると思います。

 

「LATEX2εトータルガイド」

著者:伊藤和人

色んな環境に応じての文章の書き方を詳しく解説している。各コマンドに応じてプログラムを記載しその実行例を表し各コマンドの使い方がわかりやすい。基本の部分からある程度の応用までありレポートを書くにあたって便利だと思う。数式を中心としてレポートを書くならまた別の指南書がよいとは思う。またインストールをするにあたってもこの本ではあまりむいてないかもしれない。この本では主に美しい文書を作るにあたりpLATEX2εの機能のすべてを網羅して解説したりしているわけではなく、誰でもレポートや論文を作成するにあたりは十分な機能をていねいに解説してあります。

 

 

情報通信工学科4年 下江 峻一郎

 

「ビストロスマップ KANTANレシピ」

著者:扶桑社ビストロスマップ委員会

この本は、テレビ番組「SMAP×SMAP」内のコーナーにある「BISTRO SMAP」のなかで、SMAPが実際に作った料理のレシピ本のなかで、2冊目にあたるのが、「ビストロスマップ KANTANレシピ」です。

 内容は、ビストロスマップで出された料理を、一般家庭でも再現できるような簡単なレシピが中心になっています。

 料理の写真を見ると、「こんな料理が簡単に作れるのだろか?」と思ってしまいますが、そんな思いもすぐに消えてしまうほど、簡単に作れてしまう料理ばかりがたくさん紹介されています。

この本を活用すると、豪華な料理が本当に簡単に作れるので、日常生活に役立つものだと思います。

 

「よくわかるトレーニングテキスト NTTコミュニケーションズ インターネット検定 .com Master ★ 2001 (12月期) 対策問題集」

製作/著作:富士通オフィス機器株式会社

IT関連の資格には、ワープロソフトやインターネットに関するごく基礎的な知識、操作方法を問う初歩的なものから、情報システムの専門知識が問われる各分野のエキスパートまで、幅広い資格がある。

エンジニア系の高度な資格はしっかりと技術を学ぶ必要があるが、基礎知識を測るIT利用者のエンドユーザ向けの分野なら、ウェブの仕組みを理解すればよい。さらに上級を目指せば、パソコン技能の上達ばかりでなく、オフィスでの情報処理やネット関連の構築にも役立つなど、資格の利用価値は広い。

そのIT関連資格の中で、NTTコミュニケーションズが2001年から、インターネットに関するIT技術者の基礎知識の向上を図り、インターネットの更なる利用促進を図ることを目的として実施する資格認定制度が、 インターネット検定「.com Master」です。

検定内容は、パソコンに関する知識、インターネットソフトの設定や使いこなしに関する知識、インターネットの歴史や用語、仕組みなどです。

この資格はIT関連の資格の中で、比較的簡単な資格で、1~2ヶ月の勉強で合格できる資格だと思います。

 

「ビストロスマップ からだにいいレシピ」

  著者:扶桑社ビストロスマップ委員会

この本は、テレビ番組「SMAP×SMAP」内のコーナーにある「BISTRO SMAP」のなかで、SMAPが実際に作った料理のレシピ本のなかで、4冊目にあたるのが、「ビストロスマップ からだにいいレシピ」です。

 内容は、堅苦しい「健康指南書」などではなく、あくまでも、楽しく、おいしく食事をするための情報が中心になっています。

 この本には、健康維持のための食生活の方法について、身近な食材の栄養素や、病気に対する予防効果の知識などが、詳しく書いてあります。

今、時代の関心は、贅を尽くしたグルメから、賢くスマートな健康志向になっているので、この本が健康的な生活に役立つと思います。