香川高専高松キャンパスにおいて開催した国際シンポジウムGEE2011の2日目にあたる5月22日(日)にテクニカルビジットとして、嘉門雅史校長を筆頭に論文発表・会議参加者の総勢36名にて、風光明媚な瀬戸内海の豊島で発生した悲劇である豊島産業廃棄物不法投棄事件の現場、廃棄物の処理施設の見学を行いました。参加者は豊島住民会議の方から、事件の歴史的経緯や当時の豊島住民の苦悩や訴えの説明をうけ、真剣に活発な質疑応答が行われました。 現場では、今も数万トンの廃棄物が残る現場での掘削や梱包、汚染拡大防止のための遮水壁、汚染された地下水の浄化を行う高度排水処理施設などの香川県の管理施設の見学を行い、質問や参加者の間でも活発な意見交換が行われ、有意義な時間を過ごすことができました。 (国際交流室)
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