詫間キャンパス
「第14回仁尾八朔人形まつり」の「さるかにがっせん」に学生・教職員が参加協力しました
20110930更新
9月23日(金)~9月25日(日)三豊市仁尾町内で開催された「第14回仁尾八朔人形まつり」の出展に協力しました。  八朔人形まつりの由来は子供の節句のまつりですが、天正年間に長宗我部軍の侵攻により落城した仁尾城主・細川頼弘公の命日が3月3日であったためこの日の慶事を差し控え、八朔の日(旧暦8月1日)に男子の節句と女子の雛節句をともに祝うようになったとのことで、店先や座敷に石や砂、草木などで箱庭風の舞台を作り、歴史上の人物や、おとぎ話の名場面を再現しています。  人形作りは、仁尾の伝統工芸であり、動く八朔人形展示として本校詫間キャンパスでは毎年、地域交流の一環でこの製作に協力しています。  富永さん宅展示場では、本校詫間キャンパスの垂水技術専門員、村上技術専門職員と学生3人が、地域の人たちと「さるかにがっせん」を再現しました。
 猿が柿を投げる場面や木が成長する場面では、背後のスクリーンにCG(コンピュータグラフィックス)で映し出す画像の猿と、人形のカニが同期して動く仕掛けを施しました。物語のナレーションに合わせて変化する舞台と小さな可愛い人形に、来場者は身を乗り出して見入っていました。



                         (みらい技術共同教育センター・技術教育支援室)