詫間キャンパス
みとよ少年少女発明クラブの活動「おもしろ科学実験Ⅰ」が開催されました
20111006更新
 10月1日(土)詫間キャンパス第2講義棟第4講義室で、みとよ少年少女発明クラブの活動「おもしろ科学実験Ⅰ」が開催されました。
 この日は詫間キャンパス化学担当の中村篤博講師と科学クラブDEXの学生による「色の化学変化」をテーマにした実験が行われました。
 セロファン膜に包んだ粒子の大きさの異なる薬品を2種類用意し、セロファン膜を透過して水に溶けだす物質をBTB溶液による色の変化で特定する実験、バーナーに色々な物質をかざしてカラフルな火花を出す炎色反応実験などを行いました。色の変化は子供達の目にも分かりやすく、保護者の方々にも興味を持って頂け、様々な色の変化を楽しみました。
 最後にグループを作り、水質検査の実験を行いました。池の水、牛乳、スポーツドリンクの水質をCODパックを使用した色の変化で調べ、魚が住める水環境になるまで蒸留水で薄めながら検査を繰り返しました。結果、私達が口にする牛乳やスポーツドリンクでも、何千倍にも薄めなければ魚が住める水にならない事が解り、驚きました。
 「色の変化」というテーマを用いていろいろな角度から実験を行い、環境に対する意識も高める事ができ、非常に有意義な科学実験教室となったように思います。

                                  (みらい技術共同教育センター)