詫間キャンパス
三豊市少年少女発明クラブ「おもしろ科学実験2」が開催されました
2012/10/22 更新
 10月20日(土)9時から、詫間キャンパス第2講義棟第4講義室にて、三豊市少年少女発明クラブ「おもしろ科学実験2」が開催されました。
 この日は、詫間キャンパス化学担当の中村篤博講師と、科学クラブDEXの学生による「色」をテーマにした化学実験を行いました。
 はじめに行ったクロマトグラフィーの実験では、黒いインクの付いた紙の下方を水に付けて待つと、紙が水を吸い上げながら疎水性や吸着力の異なる色を分離し、黒を作る基となった数色の色が層になって現れました。次に、高分子吸収剤で色水を固めたり、塩を使って液体に戻し、その仕組みを知る実験、アンモニアの水溶性を利用した噴水実験、花火に用いられる数種類の物質を燃やして炎の色を観察する実験、蛍光剤を用いた発光する色の観察・・・とたくさんの実験や観察ができました。
 実験はスライド解説しながら行われ、実験中は好奇心のままに意見を出し合い、活発だった子ども達が、解説が始まった途端、静かにスライドを見つめ、“不思議”の理由を積極的に学び、納得している姿が大変印象的でした。実験後は目を輝かせながら「おもしろかった」、「よくわかった」など、たくさんの感想を述べてくれました。
(科学クラブDEX・みらい技術共同教育センター )
http://ngp.es.kagawa-nct.ac.jp/2_torikumi/6_rikabanare/0640