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台湾土木遺産来訪&日台環境セミナーを開催しました
2014/04/08 更新

 平成26年3月23日から27日の5日間、国際学術交流協定校である正修科技大学(台湾/高雄市)において、本校と共催にて台湾土木遺産来訪&日台環境セミナーが開催され、四国内の全5高専および木更津、沖縄高専より、本科4年から専攻科生まで合計14名の学生が参加・発表を行いました。
 初日の日台環境セミナーでは、本校教員から水環境や地盤環境に関する講義を行い、正修科技大の柯先生より、土木学会より海外の土木遺産として認定されている鳥山頭ダム、台南水道に関して、遺産認定申請や設計者の八田與一のエピソードを交えて講義をしていただきました。続いて研究のポスター発表が開催され、正修科技大の学生4名の発表も含め、英語での活発な質疑応答が繰り広げられ、午後からのラボ・学内視察では、日台学生間にて更に積極的な交流が行われました。
 2日目には鳥山頭ダム、台南水道など、約80年前に建設され台湾の衛生・経済水準の向上に貢献した土木遺産や、3日目には日本企業も建設に参加し、台湾の人々の生活を支える高雄地下鉄を、いずれも柯先生の丁寧な説明のもと日台の学生合同で視察を行い、土木施設と環境について国際的な視野で学習を深めました。
(国際交流室)