高松キャンパス
常設型霧箱の除幕式を開催しました
2014/04/22 更新
 平成26年4月19日(土)、高松キャンパスで常設型霧箱の除幕式を開催しました。霧箱とは、自然放射線の通り道を観察する装置であり、今回導入したこの装置は、世界最高水準の観察面積、厚み及び光源を誇る、日本製大型霧箱です。

 式典では、来賓として中西香川大学工学部長、竹本香川県高等学校教育研究会理化部会会長、下川香川県中学校教育研究会理科部会副会長、太田香川県小学校教育研究会高松支部理科部会南ブロック長にご列席いただき、八尾校長をはじめ、香川県下の小中高大の教員、本校の学生と教職員など約60名が参加しました。

 また、見学会では参加者が霧箱に見入り、放射線が見える原理について活発な質問があり、放射線の軌跡が出るたびに、大きな歓声が上がりました。その後、会場を移動し「放射線と霧箱の過去・現在・未来」を演題とした講演が行われ、活発に質疑応答が交わされました。

 最後に、参加者による簡易型霧箱実験を執り行い、和やかな雰囲気の中、参加者それぞれが自然放射線や鉱物から出る放射線を観察し、大変有意義な式典となりました。なお、霧箱は学生玄関に設置し、平日の8:30から17:00まで稼動させ、広く公開しています。
(総務課)