平成26年7月18日に地盤工学会四国支部香川県地盤工学研究会との共催で地域技術者と建設環境工学科の4年生全員を対象とした新しい宅地地盤の調査法と題して、ミニ技術セミナーを開催しました。 建設環境工学科の学生は、主に土木系の企業や公務員に進むことが多いのですが、隣の学問領域である建築分野の調査技術でも優れた技術開発が進展しており、これらの技術を知ることも重要です。 そこで、松山から住宅の地盤調査で技術開発に熱心な企業から技術者を招き、スウェーデン式サウンディング試験の最前線について講演と実技指導を受けました。続いて、高松の地場産業であるコンクリート2次製品メーカーの技術者から、擁壁基礎地盤の小型支持力試験器についてもご講演と実技指導がありました。調査の重要性と多様性を実体験として学ぶことが出来ました。一般の参加者からも熱心な質疑応答が続き、炎天下の中で有意義なセミナーとなりました。今後も同様のセミナーを年度内に数回実施予定です。
|