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７月１７日（木）に高松キャンパス多目的室A及び詫間キャンパス第三会議室（遠隔配信）において、京都大学名誉教授、中部大学名誉教授 小久保 正 先生を講師にお招きし、特別講演会を開催しました。講演会には、教職員及び学生の計４３人が聴講しました。
今回は、『体の機能を回復する様々な材料』をテーマにしたご講演で、始めに「体の機能の回復になぜ人工材料が必要なのか」を、話題のIPS細胞、STAP細胞等の解説も取り入れてご説明いただきました。その後、人工骨の歴史と、どのような材料が骨と結合するかという、様々な研究の成果をご解説いただきました。
最近のご研究では、加工した特殊金属を利用することで、骨欠損部を埋めるだけでなく、新たに骨を形成したり抗菌作用を持たせたりすることが可能なことも確認され、先生のご研究は今後の臨床治療の場で大変重要な役割を果たすものと期待されています。
また、最後に若い世代へのメッセージを頂き、若い技術者を育成する香川高専にとって大変貴重な講演会となりました。
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