高松キャンパス
実験施設開放・ミニ技術セミナーを開催しました
2014/10/22 更新
 平成26年10月10日(金)に本校専攻科棟1階建設工学専攻実験室に整備された試験機について,地域の関係者への施設開放事業として,室内三軸試験・基本操作と適用をテーマにミニ技術セミナーを開催しました。

 セミナーでは,地域の技術者7名にもご参加いただき,三軸試験で土の強度定数c,φを調べる意義,試験機の基本構造と操作法,および高機能な三軸試験の概要について学んでいただくとともに,実際に試験機を操作・体験していただきました。なお,実施に当たっては,一般財団法人地域地盤環境研究所の本郷隆夫氏,赤井俊文氏に技術的なご指導とご支援を賜りました。

 現在,東日本大震災,広島豪雨災害など,地盤リスクに対する関心が高まっています。土の強さを決定する大切な設計定数であるc,φの大切さや,地盤模型や実地盤との関連について継続的に学んでいくため,建設環境工学科では,今後も,地域企業や学協会と連携してミニ技術セミナーを開催していく予定です。
(建設環境工学科,地域イノベーションセンター)