高松キャンパス
包括連携協定に基づく三菱重工業株式会社による特別授業を実施しました
2014/12/25 更新
 国立高等専門学校機構と三菱重工業株式会社が締結した包括連携協定に基づき,“「グローバル化」時代への対応~異文化社会との積極交流~”と題して,3年生を対象とした特別授業を実施しました(平成26年12月19日(金)於多目的A室)。

 講師(三菱重工業株式会社 技術統括本部 技師長 丹羽高興 氏)の在インド時の経験をもとにした,新興国と呼ばれる発展途上国と日本との比較や,三菱重工のアジア戦略を中心に,各国の労働人口の推移や宗教や気質の違い,日本の世界における立ち位置(ガラパゴス化?),高専生に期待すること,などをご説明いただきました。授業途中のブレイクタイムにも三菱重工が関わった飛行機にまつわる話(ボーイング777,ロールスロイス社によるジェットエンジンの開発,MRJの開発・製作)や技術系として興味を持ってほしいこと,などについて映像やクイズを使ってお話いただきました。

 学生は卒業後,日本国内ではなく海外(特にアジア)で働くことが多くなる,海外で仕事をする上で言葉以外のコミュニケーション能力も必要である,日本人の特性を活かして仕事するべき,などのメッセージが印象的でした。なお,本授業は,キャリア概論の一部になっています。
(学務課)