高松キャンパス
建設に関するミニ技術セミナーを開催しました
2014/12/25 更新
 平成26年12月23日に地盤工学会四国支部香川県地盤工学研究会と土木学会四国支部香川地区行事の共催で地域技術者を対象に,「近年の災害とコンクリート2次製品の関わりについて」と題してミニ技術セミナーを開催しました。

 本年は,広島豪雨災害,長野北部地震,御嶽山火山噴火と多種多様な地盤災害が頻発しました。本校客員教授(日本興業(株))松山哲也先生から「近年の地盤災害事例とコンクリート2次製品の関わりについて」,続いて客員教授の久保慶徳先生から「豪雨災害にみる上流域の地下水涵養の重要性」と題してご講演いただきました。現場の最前線でご活躍のお二人から,多様な災害現場において踏査して得られた実体験,生きた工学的知見を示唆していただきました。一般の参加者からは,「それらの知恵を業務,産業につなげなければならないのでは」との厳しいご指摘がありました。このようなミニ技術セミナーを通じて,地域とともにイノベーションへの架け橋として意義深いイベントとなりました。

 今年度は,1/23に講習会と2/28にジオサイトバスツアーにて上記の本校客員教授とともに活動予定です。
(建設環境工学科,地域イノベーションセンター)