高松キャンパス
内場・椛川ダム見学会を行いました
2017/12/21 更新
 12月11日午後、建設環境工学科3年生を対象とした内場ダムと椛川ダムの見学会を実施しました。

 内場ダムは1952年に完成した県内で最も古い重力式ダムです。ダム建設の歴史や現在の管理状況について説明をうけ,実際に現地を歩きました。ダム周辺をモニターしている管理室や堤体内の検査用地下通路(監査廊)を実際に歩き,具体的にどのような管理運用を行っているのか体験しました。

 椛川ダムは現在建設中の重力式ダムで,見学時は堤体最下部のコンクリート打設を行っていました。現場を一望できる椛川ダムインフォメーションセンターにて現場管理者からの説明を受けた後,コンクリート製造工場を見学。ダム堤体に用いるコンクリートはかなりの量となるため施設内には製造工場を備えており,定期的に強度試験も行われます。授業で習ったコンクリート工学の内容を現場で再確認することができ,学生にとってとても刺激になりました。

 本見学会は,日本建設業連合会四国支部のご協力・調整のもと実施致しました。両ダムの管理運用,建設を担当されている香川県土木部および椛川ダム本体建設工事共同企業体の方々には,通常業務のなか説明会にご対応頂き感謝申し上げます。
(建設環境工学科)