高松キャンパス
「香東川で学ぶ、川と海といきもののつながり2018」を開催しました
2018/08/18 更新
 8月16日(木),環境教育「香東川で学ぶ、川と海といきもののつながり2018」を開催し,近隣の小中学生及び高専生10名程度が参加しました。
 本プログラムは香川高専,香川県土木部,環境アドバイザ平井研氏による連携実施で,本校からは河川環境・水域生物に詳しい高橋教員と海岸環境・沿岸生態系に詳しい柳川教員が参加しました。

 最初に,香川県の金本氏による香東川の特徴や河川施設の説明,河川整備の歴史,上流域に整備されている内場ダムについて解説がありました。

 休憩を挟んで香東川に整備された施設を確認しながら河口域へと移動し,実際に川の中へ入り,河口部での水質・生物調査を行いました。

 その後,室内へ戻り,現地で採取した海水の塩分濃度の測定と採取生物の同定を行い,河口域に生息する生物について理解を深めました。また,平井氏によるそれら情報を一枚の図にまとめた「生き物しらべ地図」を作成しました。

 最後に,高橋教員から川と海との連続性の大切さと環境改善の一手法として可搬式の魚道設置とその効果について紹介しました。

 普段何気なく目にする河川や海岸ですが,それら環境にじっくりと触れる良い機会となりました。
(建設環境工学科)