流体力学(CH072561)              専門・選択 2単位           
福間 一巳                                          5学年 前期2時間 後期2時間
【授業の目標及び期待される学習効果】                                                 
  流体力学は船舶,航空機,パイプラインなど,さまざまの機械・機器の設計に必要とされて
 いる。流体の性質を現象論的な側面と理論的な側面の両方から講述する。                 
                                                                                     
【授業の概要】                                                                       
 1.流体とは                                 4時間
   流体の力学的解析に必要な基礎事項を述べる。                   
 2.流れの基礎的現象                                                       6時間
   流体の関与するさまざまな現象を述べる。                                         
 3.流体の静力学                               6時間
   静止状態にある流体の力のつり合いを調べる。                                     
 4.基礎式                                                               14時間
   保存則,相似則及びナビエ-ストークスの式について述べ,解析的に流体を調べる基礎を
  固める。                                     
 5.管内流                                  8時間
   円管内の流れを調べる。                                
 6.物体のまわりの流れ                           10時間
   流れの中にある物体に働く力を調べる。                      
 7.運動量の法則                              10時間
   運動量の保存則を用いた解析について述べる。                   
 8.計測                                   2時間
   流体現象に関与する物理量の計測について述べる。                                
                                                                                     
                                                                                     
【授業の形式,視聴覚機器の活用】                                                     
 ・教科書に準拠し,必要に応じて補充を行う。                     
 ・数回のレポート提出を課す                                                         
                                                                                     
【教科書,教材,参考書】                                                             
 教科書: 加藤宏編 「ポイントを学ぶ 流れの力学」 丸善                           
                                                                                     
                                                                                     
【成績評価の方法】                                                                   
  定期試験を60%,レポートと平常点を40%の比率で総合評価する。                   
                                                                                     
                                                                                     
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