コンピュータを利用する技術者にとって必要不可欠なプログラミングの基礎を学ぶ科目で
ある。プログラミング言語としてC言語を用い，プログラムの原理や文法，プログラム作
法，基本アルゴリズムなどを学習する。

　コンピュータ上のプログラミングで必要な基礎知識を習得する。データ型，変数，型変
換，演算子，繰り返しと分岐，関数，入出力，ポインタ，構造体等についての基本概念を学
ぶ。また，実際にプログラム作成を行う。

 (1) C言語の基本仕様について理解する。
 (2) 標準ライブラリについて理解し，また，代表的なものについては使用できる。
 (3) 基本的な構文について説明できる。
 (4) 提示されたアルゴリズムをプログラムできる。
 (5) 小規模のプログラムなら資料なしに作成できる。

　特になし。

 1. 授業ガイダンス，情報処理入門　　　　　　　　　　　 2. 計算機構造と実習環境
 3. C言語の特徴とプログラム開発手順　　　　　 　　　　4. フローチャートの書き方
 5. C言語の基本形，printf()の使い方１　　　　　　　　　6. 課題演習
 7. 基本データ型，変数，算術演算子，printf()の使い方２，scanf()の使い方
 8. 課題演習（int型）　　　9. 課題演習（double型）　　　10. 型変換（キャスト）　　　 11. 課題演習
12. 演算子の優先順位１　　13. 課題演習　　　　　　　　  14. 総合演習　　　15. 前期中間試験の解説
16. 条件分岐（if文）　　　17. 課題演習（簡単なif文）　　18. 条件分岐（入れ子になったif文）
19. 課題演習（入れ子になったif文）　　　　　　　　　　 20. 関係演算子，論理演算子　 21. 課題演習
22. 演算子の優先順位２　　23. 課題演習　　　　　　　　　24. switch文　　　　　　　　 25. 課題演習
26. 繰り返し（for文）　　 27. 課題演習（簡単なfor文）　28. 課題演習（2重ループ）　　29. 総合問題
30. 前期まとめ　　　　　　31. 前期末試験の解説　　　　　32. 繰り返し（while文）　 　 33. 課題演習
34. 最大公約数と素数の求め方　　　　　　　　　　　　　 35. 課題演習　　　　　　　　 36. 配列
37. 課題演習　　　　　　　38. ソートアルゴリズム　　　  39. 課題演習　　　　　　　　 40. ポインタ
41. 課題演習　　　　　　　42. 文字列処理　　　　　　　　43. 課題演習　　　　　 44. 引数のない関数
45. 課題演習　　　　　　　46. 後期中間試験の解説　　　　47. 引数のある関数　　　　　 48. 課題演習
49. 関数の戻値　　　　　　50. 課題演習　　　　　　　　　51. 簡単な数値計算　　　　　 52. 課題演習
53. 構造体　　　　　　　　54. 課題演習　　　　　　　　　55. 再帰　　　　　　　　　　 56. 課題演習
57. リスト・木　　　　　　58. 課題演習　　　　　　　　　59. 総合問題　　　　　　　　 60. 総まとめ

　定期試験60％，レポート20％，平常点（出席率，演習状況，授業態度）を20％の比率
で総合評価する。

  (c) 専門的基礎学力と応用能力：数学，自然科学，情報工学（IT)に関する知識を身につ
け，演習や実習でトレーニングを積んで基礎学力を深め，それらを応用する能力を培う。

　教科書：林　晴比古著　「改訂新Ｃ言語入門シニア編」　ソフトバンク
　　　　　情報処理教育研究会編　「初心者のためのプログラミング課題集」　森北出版

　いつでもよい。

　特になし。