1 科目名 応用物理�� 2 担当教官 

 辻　憲秀
3 学年 電子制御４年 4 学期 通年 5 履修条件 必修 6 単位数 ２
7 分野 専門 8 授業形式 講義 9 科目番号 CH162404
10 学習目標 

　他の専門科目を学習する際に，必要な物理学の各分野を紹介する。各分野の対象，捉え方，考
え方，適応範囲などを理解し，専門科目を学ぶ場合に必要に応じて何を勉強すればよいかが判断
できる学力を養成し，応用する能力を培う。高度で数学的な厳密さは避け，結果だけを重視する
のではなく途中の過程も理解し知識が専門科目で活用できるようにする。
11 進め方 

　各学習毎に講義した後，重要なあるいは間違え易い内容に関して演習問題を出す。すぐに解け
る学生には余分な課題を，答の得られない学生にはより詳しい説明とヒントを与え，全学生が問
題を解くように配慮する。問題が解けたならば，記録しておき出席点として定期試験の点数に上
乗せする。
12 学習内容 学習項目（時間数） 学習到達目標 (c) 

 1.自由度，ダランベールの原理（２）
 2.仮想仕事の原理（２）
 3.ラグランジュの方程式（２）
 4.ラグランジュ関数（２）
 5.ハミルトン関数（２）
 6.静止流体（２）
 7.完全流体，ベルヌーイの定理（２）
 8.前期中間試験（１）
 9.粘性流体（２）
 10.熱力学第１法則（２）
 11.カルノー・サイクル（２）
 12.エントロピー・熱力学第２法則（２）
 13.分子運動，平均自由行程（２）
 14.マックスウエルの速度分布関数（２）
 15.まとめ（２）
 16.前期期末試験（１）
 17.直線偏光，楕円偏光（２）
 18.任意の位相差の偏光（２）
 19.位相，振幅変化の測定（２）
 20.光学素子の原理，演習（２）
 21.ローレンツ変換（２）
 22.ローレンツ変換の応用（２）
 23.質量，エネルギー（２）
 24.後期中間試験（１）
 25.光の波動性，粒子性（２）
 26.X線の波動性，粒子性（２）
 27.物質の波動性（２）
 28.不確定性原理（２）
 29.波動方程式（２）
 30.エネルギー固有値，固有関数（２）
 31.まとめ（２）
 32.学年末試験




解析力学の初歩を理解する


流体の扱い方を学ぶ



熱力学の概要の理解



統計力学の考え方を学ぶ


偏光を理解し，さまざまな位相差の偏光をつく
る




特殊相対性理論の概要の理解





量子力学の初歩を学ぶ
13 評価方法 

 定期試験70％，平常点（出席率，授業態度および演習問題）を30％の比率で総合評価する。
14 関連科目 

 応用物理�機じ蚤諒�理，流体力学，熱力学
15 教材 

 教科書：小暮　陽三編集「高専の応用物理」　森北出版
 必要に応じて自作のプリント
16 備考 

 特になし