第1学年においては,電子,情報,通信分野の専門科目の講義,特別研究に重点を置き,第2学年においては講義に加え,エンジニアリングデザイン教育や特別研究に重点をおいた科目配置となっています。また,周辺分野・関連分野の知識修得のために,専攻を越えて科目を履修することも可能としています。大学等で修得した単位は一定の範囲内で専攻科の修得単位として認められます。
教育課程は,「教養科目」,「工学基礎科目」及び「専門科目」の3種類の科目群から構成されます。
教養科目
「教養科目」は社会人として必要な一般教養科目をまとめたもので,「コミュニケーション英語Ⅰ」,「コミュニケーション英語Ⅱ」の4単位を必修とし,「文学特論」を選択科目としています。 (写真は,コミュニケ-ション英語でのグループディスカッション)工学基礎科目・専門科目
「工学基礎科目」は専門科目の基礎となる自然科学,工学系科目をまとめたもので,「技術者倫理」の2単位を必修とし,他に,10単位を選択科目として開設します。また,「専門科目」として,本科過程に関連した専門科目を配置するとともに複合領域にも対応できる幅広い視野を持てるようにカリキュラム編成しています。特別実験・演習
特別実験・演習Ⅱでは工学設計に関する実験演習を行います。グループで共同し,計画立案から回路またはシステム構築を行ない,発表会において発表します。特別研究
2年間を通じて同一の研究テーマについて,各指導教員のもとで,研究計画を立て,それに基づいて研究を進めていきます。研究成果を学会等で発表し,特別研究論文にまとめます。電子情報通信工学専攻に在籍する学生は,こちらから
詫間キャンパスの電子情報通信工学専攻では,準学士課程の教育課程を土台として,更に専門性を深めながら,自立できる能力,実践的で独創的な開発能力およびコミュニケーション能力を身につけ,複合領域にも対応できる幅広い視野を持つ,通信工学,電子工学,情報工学及びその関連分野における創造性豊かな実践的高度開発型技術者の養成を目指します。