電子情報通信工学系(詫間キャンパス)

科学技術創造立国を目指す我が国において,分析・解析能力,創造的課題解決能力及び研究開発能力を身に付け,様々な産業分野において指導的役割を担える創造性豊かな実践的技術者を社会に送り出すとともに,共同研究等をとおして地元産業,地域社会への積極的な貢献を行うことを目的として,高専卒業後さらに2年間の修学を行う専攻科を設置しました。平成27年度より本校専攻科は,新たな審査方式による特例が適用されています。本専攻科が審査を行い大学改革支援・学位 授与機構から学士(工学)の学位が授与されます。これによって,大学院入学の資格も得られます。

目次

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教育目標

詫間キャンパスの電子情報通信工学専攻では,準学士課程の教育課程を土台として,更に専門性を深めながら,自立できる能力,実践的で独創的な開発能力およびコミュニケーション能力を身につけ,複合領域にも対応できる幅広い視野を持つ,通信工学,電子工学,情報工学及びその関連分野における創造性豊かな実践的高度開発型技術者の養成を目指します。

アドミッションポリシー

  1. 1.技術者を目指す者としての倫理観と責任感がある人
  2. 2.電子情報分野の基礎を修得した人
  3. 3.研究や開発に主体的に取り組む意欲がある人
  4. 4.国際コミュニケーションに必要な基礎的な能力を身につけた人

育成しようとする技術者像

  1. 1.技術者としての責任を自覚し,人類の福祉に貢献できる倫理観を身につけた電子情報通信分野における実践的高度開発型技術者
  2. 2.技術者としての基礎知識を身につけ,高度な関連技術を修得し,広い視野を持って技術の発展に対応できる技術者
  3. 3.与えられた課題を達成する手段を設計し,粘り強く問題解決に取り組むことができる技術者
  4. 4.情報機器を活用して情報収集や情報分析,文書作成,口頭発表ができ,日本語及び英語で共同作業ができる技術者

教育過程

第1学年においては,電子,情報,通信分野の専門科目の講義,特別研究に重点を置き,第2学年においては講義に加え,エンジニアリングデザイン教育や特別研究に重点をおいた科目配置となっています。また,周辺分野・関連分野の知識修得のために,専攻を越えて科目を履修することも可能としています。大学等で修得した単位は一定の範囲内で専攻科の修得単位として認められます。
教育課程は,「教養科目」,「工学基礎科目」及び「専門科目」の3種類の科目群から構成されます。

教養科目

教養科目

「教養科目」は社会人として必要な一般教養科目をまとめたもので,「コミュニケーション英語Ⅰ」,「コミュニケーション英語Ⅱ」の4単位を必修とし,「文学特論」を選択科目としています。 (写真は,コミュニケ-ション英語でのグループディスカッション)
専門科目

工学基礎科目・専門科目

「工学基礎科目」は専門科目の基礎となる自然科学,工学系科目をまとめたもので,「技術者倫理」の2単位を必修とし,他に,10単位を選択科目として開設します。また,「専門科目」として,本科過程に関連した専門科目を配置するとともに複合領域にも対応できる幅広い視野を持てるようにカリキュラム編成しています。
特別実験・演習

特別実験・演習

特別実験・演習Ⅱでは工学設計に関する実験演習を行います。グループで共同し,計画立案から回路またはシステム構築を行ない,発表会において発表します。
特別研究

特別研究

2年間を通じて同一の研究テーマについて,各指導教員のもとで,研究計画を立て,それに基づいて研究を進めていきます。研究成果を学会等で発表し,特別研究論文にまとめます。

電子情報通信工学専攻科関連情報

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卒業後の進路

電子情報通信工学専攻の年度ごとの就職先,大学院進学先一覧です。