おかんメール おかんメール制作委員会 扶桑社 ※書影はopenBDから |
K K (1年3組)
僕が、最近借りた本は、「おかんメール」という本です。
この本は、色々な人の母親が送ったありがた迷惑メールをまとめた本です。この本は、かなり面白く、母親のやさしさや間の抜けた部分を見ることが出来ます。僕が一番面白いと思ったのは「おばあちゃん食べた?」というメールです。 他にも、面白くて愛に満ちたメッセージがあるので、ぜひ借りてみて下さい。 |
母性 湊かなえ 新潮社 ※書影はopenBDから |
K R (通信ネットワーク工学科3年)
血がつながっていたとして、必ずしも親は子どもが一番大切だと思えるのだろうか。愛する人との間にできたから大切、自分の子どもだから大切、世間的にも子どもを大切にするのが常識、果してこれらのことが当然のことなのだろうかと考えたときに正しいとは言い切れないのではないだろうか。子どもが欲しかった場合とそうでない場合では、考えが異なってしまうのも無理はないだろう。
だが、子どもが生まれたら、大切に育てなければならないと思う。親には子どもを選ぶこともできるが、子どもにはできないからだ。かといって、すべての親が子どもを大切にするとは限らない。いくら法律で定まっていたとしても、大切に育てるとは限らない。なぜなら、子どもが一番大切だとは思わない人も当然ながら存在するからである。だからこそ、自分が両親に大切にされていたということがこの本を通じて実感することができた。 この本を読んで、親のありがたみをいま一度実感してみてはどうだろうか。 |
君の膵臓をたべたい 住野よる 双葉社 ※書影はopenBDから |
M Y (情報工学科2年)
本屋さんで見つけて、この題名にとてもひかれるものがあったので図書館で読んでみることにしました。
自分が読んでみての感想は号泣、とまではいきませんがとても心に「グッ」と来るものがありました。ヒロインの桜良は病気にかかり、余命は少ない、だからこその言葉の重みはとても良かったです。生きるとはどういうことか、命は平等で、いつこの世界から消えてしまってもおかしくない、そんなことを改めて実感させてくれました。そして主人公との普通の人たちとは一味も二味もちがう恋愛とはまた少しちがったおもしろい関係。 少しミステリアスな内容もありつつ、言葉、セリフひとつひとつに感動させてくれるようなとてもいい作品でした。 |
魔界の塔 山田悠介 幻冬舎 ※書影はopenBDから |
M H (電子システム工学科2年)
物語は、主人公の後輩とその友人が、ゲーム『魔界の塔』の噂を確かめようとし、原因不明のまま昏睡状態に陥ってしまいます。噂の内容は、『最後のボスが倒せない』というもので、最初は疑っていたものの、何度プレイしても倒せず、主人公は悩み苦しみました。
そんな時、ゲームを創った張本人、松本伸一と出会い、『魔界の塔』の創作秘話と背景を知り、彼に同情しました。しかし、松本は自殺したのです。その夜、とある廃校で、彼の息子を殺したとされる元妻、小松しのぶに会いました。主人公もまた、松本と同様に彼女に憎悪感を抱いていましたが、彼女の口から思いもよらぬ真実を目の当たりにします。 実は、前にもこの作品を読んだ事がありますが、年月が経ってしまって内容をあまり覚えていません。図書館で見つけた時、また読みたいという衝動がおき、無意識のうちに手がのびていました。謎が謎を呼び、その度に心臓が高鳴り、手に汗握る展開に心が躍り、真実を知った時はゾッと身の毛がよだつほど臨場感が溢れていました。まるで、主人公になったような気分を味わうことができました。 この物語の真実を知りたい方、この作品に興味を持った方は、是非読んでみて下さい。貴方がたの想像を越えた真実が待っています。 |