９月８日（木）に高松キャンパス多目的室Aと詫間キャンパス第二講義室にて「令和４年度　香川高等専門学校ＦＤ・ＳＤ研修会」を開催しました。

　研修会には約１４０名の教職員が参加し，はじめに，愛媛大学教育・学生支援機構学生支援センター教授の野本ひさ氏を講師に迎え，「現代学生の理解と関わり方」というテーマで，学生支援に関する研修を実施しました。

　野本講師からは，ご自身の経験を交えながら，多様化する学生像を踏まえた学生支援について，データを元に解説いただきました。また，近年のトピックである合理的配慮と障がい学生支援についても，愛媛大学での取り組み経験を踏まえてご講義いただきました。

　次に，有限責任監査法人トーマツの須田正人氏を講師に迎え，「公的研究費の不正使用防止に関するコンプライアンス研修」を実施しました。

　須田講師からは，「研究機関における公的研究費の管理・監査のガイドライン」のポイントなど，公的研究費の執行にあたり教職員が遵守しなければならない事項等について説明があり，本研修終了後には，理解度を測るテストを行いました。

　研修後の質疑応答では，参加した教職員から積極的に質問があり，非常に有意義な研修となりました。