創造基礎工学系(高松キャンパス)

木村氏の講演会 [香川高等専門学校 高松キャンパス]
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木村氏の特別講演会


株式会社タダノ
情報システム部 マネージャ

木村 修氏による特別講演開催

『設計開発と材料力学』


平成15年11月13日(木)  本校3年M組ホームルーム教室


 平成15年11月13日(木),3年M組ホームルーム教室において,株式会社タダノ 情報システム部 木村 修氏(1972年3月本校機械工学科卒業)による講演「設計開発と材料力学」を行いました.


 <講演概要>

  近年、コンピュータ技術の著しい発達により、設計者一人一台の パソコン環境が当たり前になると共に、設計開発業務を支援する CAD/CAEシステム等が日常的に使用されるようになってき ている。これらのシステムは非常に便利で操作も容易であるが、 使い方を誤れば正しい結果が得られず、使いこなすためには、材 料力学などの基本的な知識が欠かせない。本講演では、これらの 点を含め企業での設計開発の現状を紹介する。


学生の皆さんへの助言の内容
専門知識の習得
  • 製品開発には幅広い専門知識が必要
  • 広く、浅くでも可・・その中から得意分野を


本質を理解する
  • 教科書問題には解法と正しい答え(厳密解)があるが、 実際の設計現場では、手探り状態(近似解)が多い
  • 基礎知識は大切であるが、応用できることが重要
  • 公式や解法を覚えるのではなく、本質を理解する


読書の習慣化
  • 文章を作成する機会は多い(報告書、レポート、論文・・)
  • 電子メールの普及 → 自分の意思を正確に伝える文章力
  • 読書によって正しい日本語、文章力が自然と身に付く


英語は是非
  • 英語力が職種や昇格に影響する時代
  • 通訳を介して会話では信頼関係が生まれない
  • 日常会話程度の英語は喋れるようにしておきたい


人間関係を大切に
  • 友人、先生との繋がりを大切に





木村 修氏の略歴

1972年 高松工業高等専門学校 機械工学科卒業
   (株)多田野鉄工所(現タダノ)入社
         設計部にて移動式クレーンの設計開発業務に従事
1983年 技術本部企画課にて技術系システムの開発に従事
1995年 開発管理部技術システムグループマネージャ
1998年 情報システム部マネージャ
2000年 (株)タダノシステムズ 取締役システム部長 兼務


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