電気情報工学科

Department of Electrical & Computer Engineering

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6脚歩行ロボットの歩容制御 6脚歩行ロボットの歩容制御
  • 電気情報工学科はエレクトロニクス技術者情報通信技術者となる人材を育てる教育を行っています。
  • エレクトロニクス技術は、種々の状態を調べる装置(センサーなど)や、物の動きを制御する装置(コンピュータなど)を作るための技術を担っています。また、情報通信技術は、近年の人工知能(AI)に代表されるように、先の装置から得られた情報を処理・加工し有効な情報を得る技術や、情報を効率よく伝達する技術に関わっています。
  • すなわち、エレクトロニクス技術と情報通信技術は現代の高度情報社会を支える頭脳や神経を作る技術といえます。
  • 電気回路の測定と解析電気回路の測定と解析
  • パソコンを用いた実験実習パソコンを用いた実験実習
  • プログラミングによる人工知能(AI)構築プログラミングによる人工知能(AI)構築

新着情報

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2024年2月29日
電気情報工学科の卒業研究発表会を開催しました。新着情報2月29日に電気情報工学科5年生の卒業研究発表会を電気系,情報系にわかれて開催し,全員が研究内容のプレゼンテーションを行いました。
卒業研究発表会
2023年11月4~5日
電気情報工学科の卒業研究中間発表会を皆楽祭において開催しました。新着情報11月4日,5日の皆楽祭期間中に,電気情報工学科5年生は展示企画として卒業研究中間発表会を開催し,来場者に対してポスター発表を行いました。
卒業研究中間発表会
2023年10月14日
全国高等専門学校第34回プログラミングコンテストに電気情報工学科の
学生を含むチームが出場しました。新着情報
課題部門では、じゃんけんをオンラインで対戦できる「Janken Areana -Revise the hand-」を電気情報工学科5年生のチームが開発し敢闘賞を受賞、競技部門では、電気情報工学科3年生と電気情報工学コース2年生のチーム「背水の陣」が出場し,準々決勝敗退でベスト8となりました。
全国高等専門学校プログラミングコンテスト
2023年09月28日
電気情報工学科5年の組込み実験の発表会を開催しました。電気情報工学科5年の実験科目である電気情報工学応用実験において,学生が組込み技術を用いて立案から作成まで行った製作物の発表会を開催しました。
組込み実験発表会
2023年03月01日
電気情報工学科の卒業研究発表会を開催しました。
2022年11月27日
第35回アイデア対決・全国高等専門学校ロボットコンテスト2022全国大会に
電気情報工学科の学生を含むチームが出場しました。
2022年11月05~06日
電気情報工学科の卒業研究中間発表会を皆楽祭において開催しました。
2022年10月16日
全国高等専門学校第33回プログラミングコンテストに電気情報工学科の
学生を含むチームが出場しました。
2022年10月09日
高専ロボコン四国地区大会の結果:電気情報工学科の学生を含むチームが
全国大会出場を決めました。
バックナンバー

電気情報工学科のカリキュラムについて

電気情報工学科では、技術の高度化が進展する社会の中でも活躍し続けることのできる電気電子技術者及び情報通信技術者の育成を目指しています。そのため、数学・物理などを中心として基礎学理や専門の基礎をじっくりと学び、その上に専門応用技術を学習し、技術者となるための基礎を習得します。
これらとともに回路設計や卒業研究、組み込み技術教育を軸とした各種実験・実習などを行い、技術者にとって必要な実践力や創造性、ならびに、ものづくりを行っていくうえで欠かせないチームワークや協調性を身につけていきます。

電気情報工学科では、下図に示すカリキュラム構成により、電気・電子・情報の3分野に広く精通した人材の育成を実施しています(画像はクリックで拡大できます)。

カリキュラムマップ

電気情報工学科の教育目標

  • 1. 技術の産物が社会や自然に及ぼす影響を判断できる力と責任感、倫理観を持つ
  • 2. 数学や物理等の基礎学理と専門基礎工学を十分に習得し、専門応用分野の急速な技術の進展に追従でき、生涯にわたる学習能力を有する
  • 3. 自主的に課題に取り組む姿勢と能力を身につけ、互いに協力して課題に取り組める
  • 4. 論理的な記述・表現ができる

授業・研究・施設紹介

学生主体の実験実習の画像

学生主体の実験実習

ほとんどの実験実習は学生主体で実施する形式となっており、社会に進出したときに重要となる主体性、協調性、コミュニケーション能力を養います。
各種実験装置の取り扱いの画像

各種実験装置の取り扱い

専門知識だけではなく、実験に必要な各種電子機器の取り扱い方法についても、実験実習の中で実践的に身につけることを目指しています。
測定データの解析の画像

測定データの解析

実験で得られた測定データは電子計算機を用いて解析します。実験では様々なデータ解析用のソフトウェアを駆使して、物理現象の背後に潜む数理理論を解き明かします。
情報工学系の実験の画像

情報工学系の実験

情報工学系の実験では、ロボット制御プログラムの開発、webデザイン、人工知能(AI)の構築等のテーマを実施し、広い分野で活躍できる技術者を育成しています。
座学による数理理論の学習の画像

座学による数理理論の学習

多くの専門科目では、実験で観測された現象を裏付ける数理理論を座学で学びます。実験実習と座学が密接にリンクすることで、より実践的な専門知識の習得が可能です。
設計した回路のプレゼンテーションの画像

設計した回路のプレゼンテーション

高学年の実験実習では、与えられた目的を達成する回路を自ら設計・開発し、実際に動作させることを行います。また、プレゼンテーションを通して的確に物事を伝えるコミュニケーション能力を養います。
卒業研究の画像

卒業研究

5年生の卒業研究では、全学生が特定の研究室に配属され、さらに専門性の高い理論や技術に触れます。研究成果は、学会発表や論文執筆等を通して一般に広く公開することを目指します。
VRデバイスを用いたソフトウェア開発の画像

VRデバイスを用いたソフトウェア開発

情報工学系の研究室では、一例としてVRデバイスを用いてリアルな体験を提供するプログラムやソフトウェアの研究テーマがあります。
視線追従によるデータ収集の画像

視線追従によるデータ収集

視線追従(アイトラッキング)デバイスを用いて、人間の無意識の行動をデータとして収集し、様々な用途に有効活用することを目指す研究テーマもあります。
無響室での収録とマイクロホン信号処理の画像

無響室での収録とマイクロホン信号処理

壁面からの音反射や残響が生じない特別な空間での音声の収録や、複数のマイクロホンを用いた空間的な音響信号処理技術の開発を取り扱う研究室があります。
ロボットアームのモーション制御の画像

ロボットアームのモーション制御

関節軸に組み込まれたサーボモータを適切に制御することで、人とロボットの協調作業や高速高精度位置決めを実現する研究テーマを実施しています。
高性能データ測定機器の画像

高性能データ測定機器

実験実習や卒業研究では、高性能なデータ測定機器やマルチコアCPU計算サーバ等の専門的な実験機材を使用します。
電子工学実験室の画像

電子工学実験室

多くの電気・電子工学系の実験実習を行う実験室であり、様々な電気機器が取り揃えられています。また、少人数の班構成で教職員の指導の下実験を行うため、より高密度な学習が可能となっています。
情報通信工学実験室の画像

情報通信工学実験室

情報工学系の実験実習は、40台以上のパソコンを備えた実験室で行います。個人個人に割り当てられたパソコンを使って、Webページの開発・人工知能の構築・ロジックデバイスの回路設計等を行います。

卒業後の進路

電気情報工学科では、毎年卒業生の1/3が就職、1/3が専攻科進学、1/3が他大学へ編入しています。

就職先実績 (クリックで展開)

進学先実績 (クリックで展開)

教員・技術職員一覧

氏名 職名 専門分野 連絡先 主な担当授業 校務 Web
重田 和弘 教授 情報通信
教育工学
shigeta[@] 情報通信ネットワーク
情報通信工学
専攻科長
創造工学専攻長
 
辻 正敏 教授 マイクロ波工学
集積回路
mtsuji[@] 電子回路Ⅰ
マイクロ波工学
5年担任,学生相談室員
地域イノベーションセンター員
研究室HP
漆原 史朗 教授 制御工学
電気機器工学
urushi[@] 電気回路Ⅰ
現代制御理論
創造工学実験実習Ⅱ(電気)主担当
学科長
研究室HP
太良尾 浩生 准教授 生体電磁気学
電磁環境工学
tarao[@] 電磁気学Ⅰ
環境電磁工学
国際交流室長  
村上 幸一 准教授 知識工学
データサイエンス
murakami[@] 情報処理基礎
知識工学
3年担任, 情報基盤センター副センター長
AI社会実装教育研究センター副センター長
研究室HP
柿元 健 准教授 ソフトウェア工学 kakimoto[@] 統計データ処理
プロジェクト管理論
寮務主事補
個人HP
山本 雅史 准教授 表面科学 m-yamamoto[@] 電気電子材料
電子物性
教務主事補  
吉岡 崇 講師 制御工学
電気機器工学
yoshioka-t[@] 電気情報基礎Ⅰ(電気)
パワーエレクトロニクス
4年担任, 学生主事補 研究室HP
北村 大地 講師 音響信号処理
機械学習
kitamura-d[@] 論理回路
ディジタル信号処理
創造工学実験実習Ⅰ主担当
専攻委員
AI社会実装教育研究センター員
個人HP
研究室HP
雛元 洋一 助教 適応信号処理
ディジタル信号処理
hinamoto[@] 信号処理
電気情報工学実験Ⅰ,Ⅱ,電気情報工学応用実験主担当
情報基盤センター員 個人HP
向井 しのぶ 技術専門
職員
電子情報 kuwajima[@] 電気情報工学実験  
毛利 千里 技術専門
職員
電子工学 mouri[@] 電気情報工学実験  

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各教員の研究については,Researchmapや個人HP,研究室HPをご覧ください。
連絡先のメールアドレスは[@]を@t.kagawa-nct.ac.jpに置き換えてください。

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