創造基礎工学系(高松キャンパス)
機械工学科
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 機械工作実習(2年)

機械工学科2年生の1クラスをグループに分けて,各実習を行うものです。機械工学はモノづくりが基本です。そのモノづくりに必要な加工法,計測法についての実習を行います。機械工学科の卒業生の仕事はもっぱら設計であり,工場で実際に作業する仕事には就きません。モノづくりに必要な加工法,計測法を実習で体験しておくことによって,将来設計を行う際に良い設計ができるのです。ここで得た体験は,実習の日誌にまとめます。


年間日程

  名称
溶接加工
電気実習
鋳造加工
総合実習 15


1.溶接加工

第1週:TIG溶接機の基本説明とアルミ板を用いて溶接練習

第2週:CO2 溶接機の基本説明と溶接練習

第3週:ガス、エアープラズマを用いて切断作業

 
2.電気実習

第1週:下記実験の内容説明(原理&実験方法など)

第2週:テスターの設計及び機能試験

第3週:キルヒホッフの法則実験

第4週:ホイートストンブリッジによる抵抗測定

3.鋳造加工

第1週:鋳造用器具の取り扱い方

第2週:歯車ポンプの型込め法

第3週:砂型製作 鋳造実習

第4週:砂型製作の続きとせきの切り方説明

第5週:鋳鉄溶解と溶解温度設定、成分配合計算

第6週:Vブロックの型込め

第7週:アルミニウム溶解、溶解温度測定


職人芸を体験しよう!歯車ポンプの砂型を作ろう.


木型模型を1個,取り外したところ


2個目の木型模型を砂鋳型から取り外しているところ


砂鋳型の硬度(硬さ)測定中

アルミニウムの鋳込み

  1. 枠の中に鋳物砂を入れ模型と湯道を埋め込みます
  2. 上から鋳物砂を込めます
  3. アルミニウムを溶解しています
  4. 溶けたアルミニウム(溶金)が出てきます
  5. 湯口から鋳型に溶金を注ぎます
  6. 溶金で満たし,自然冷却します
  7. 鋳物完成

4.総合実習

スターリングエンジンの製作

詳細はこちら

学生各々が設計図と見ながら自分計画を立てて加工を行うが,工作機械の関係で以下に示す大まかな作業工程を割り振っている.

A.旋盤作業

第1週:シリンダーの外径加工(溝切り等)

第2週:シリンダーの内径加工(中繰り)とリーマー加工

第3週:ヒートキャップの外径、ネジ切り、リーマー加工

第4週:シリンダー内径測定とパワーピストンの加工

第5週:ディスプレーサーピストンの加工とクランクホイールの外径加工 

B.フライス&手仕上げ作業(一度に出来ないので空いているところから加工する。)

第1週:フライス盤を用いてベースの加工、穴開けはボール盤を使用

第2週:フライス盤を用いてハウジングの加工(外径)

第3週:クランクピン、ピストンピン、クランクシャフトの全長に合わせて切り面取り

第4週:連結ロッドの加工(ネジ切り、L型に曲げ加工)コンロッドの製作

第5週:マシニングセンターを用いてハウジングの穴開け加工とパワーピストンの溝切り加工

C.組立&予備日

第1週〜第4週:完成していないパーツの作成.組み立て.試運転と回転数測定.各部の測定(シリンダー内径、パワーピストンの外径等)

作製した部品を組み立てて試運転しているところ

うまくまわったので回転数を測定中





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