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1シリンダディスプレーサ形スターリングエンジンの製作
(図をクリックすると拡大します)
この総合実習の目標は,単なる要素加工技術の体験や机上の理論の理解だけではなく, 学生が描いた図面と対応させながら、機械製品の加工・組立て、完成、起動、機能の確認、までを総合的に体験することにあります。
これによって,学生(将来の機械技術者)が要素技術の重要性のみならず個々の要素技術を組合せるという総合的な視点の必要性を体得してくれることを期待しています。
2年生におけるこの総合実習は,1週間に3時間,半年かけてスターリングエンジンの製作を行います。学生は図面を基にして,ピストン,シリンダーを初め20点あまりの部品を全て一人で作り上げます。そして,部品の加工が終わったら組み立てて試運転を行います。この総合実習を通して,学生はいつも以下の事柄について考えながら作業を行い,各自が考えたこと・調べたことを報告書にまとめるようにしています。
- どのような手順で加工を行うか
- 加工条件はどのように決定するか
- 寸法設計はどのように行うか
- 加工精度はどのように行うべきか
- 加工精度は何を考慮して決定するか
- 組立とはめあいの関係はどうか
- 組立と設計の関係はどうか
- どのような原理でスターリングエンジンが動くか
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見学者,情報(図面,作品)提供先
京都大学大学院 工学研究科 横小路 泰義先生
香川県立高松高等技術学校 CADシステム科 遠藤
彰先生
情報(作品)交換
大分高専 機械工学科 那賀 修二先生
香川高等専門学校 高松キャンパス 機械工学科
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