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  • ごあいさつ
    橋を見守る人を育てる

     道路や橋などに代表される社会基盤(インフラ)の老朽化が社会的な問題となっており、それらのメンテナンスをおこなう技術者を育成することが求められています。
     地域における社会基盤のメンテナンスを担う人財を育成することを目的に、2020年4月1日に香川高等専門学校高松キャンパス内に社会基盤メンテナンス教育センター(iMec香川)を設置しました。当センターには全国各地で撤去された橋梁構造物を展示した300平方メートルの実習フィールドを整備しています。
     当センターでは、高専生、地方自治体職員、民間技術者等に対して橋梁メンテナンスに関するe-learningや座学、損傷調査・非破壊検査の実技講習、実橋や実物劣化部材を用いた体験型学修を組み合わせた実践的な教育を実施し、技術資格認定を行います(「橋梁点検技術者」が国土交通省登録資格として認定済)。

  • センター長写真
    社会基盤メンテナンス教育
    センター長 林和彦
  •  2022年度より橋梁メンテナンスに関するステップアップ型講習会および技術資格認定を開始する予定で現在準備を進めています。香川高専は、地元の高専として自治体の橋梁長寿命修繕計画等に関わり、2008年8月から地元自治体技術者向けの実践的橋梁維持管理講座を開始するなど、地元技術者の育成に関わってきました。今後も地元大学、地元公共団体、民間会社、個人技術者等ともに連携し人財が育つ場を構築していきます。
  • 社会的背景
    インフラの老朽化を放置すると
    安全・安心な暮らしが危機に

     安全・安心な暮らしには、橋梁やトンネル、高速道路などのインフラの適正なメンテナンスが不可欠です。 インフラの老朽化が全国的に問題となる中、地方では技術者不足などのため適切なメンテナンスが難しい状況にあります。
     建設から本格的なメンテナンスへ舵を切るためには、インフラのメンテナンスや長寿命化計画に対応できる人財の育成が急務です。

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  • iMec香川の特徴
    座学と体験型学修による効果的な
    教育を実施します。

     iMec香川が実施する講習会では、橋梁を中心としたインフラの劣化状態の調査や評価、点検技術向上のため、座学に加え全国各地から収集した橋梁の劣化部材を用いた非破壊検査、実橋での実習などの体験型学修を行っています。
     これらを通して、橋梁の長寿命化修繕計画の策定や修繕工事などの実施に必要なノウハウを効果的に学ぶことができます。

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