令和7年5月22日(木)~23(金)の2日間にわたり、社会基盤メンテナンス教育センター(iMec香川)で橋梁点検に関する講習会「e+iMec講習会 橋梁点検【基礎編】」を開催しました。橋梁メンテナンスや測量設計、通信設備保守などに携わる民間企業((株)エス・ビー・シー・(株)NTTフィールドテクノ・(有)SXR・(株)タカチ測建・の技術者など9名に受講いただきました。高知県・徳島県・愛媛県そして福岡県からもご参加いただきました。初めて、香川県からのご参加がなかった回でした。
この講習会は実橋や実教材を用いた実践的な内容で構成されているのが特徴です。実習フィールド演習は、普段確認できない角度から構造や損傷を確認することができると好評です。また今回は天候に恵まれ、爽やかなお天気のもと橋梁点検実習を行いました。現場での実橋を見ながらの説明は、前日の座学で理解したことが繋がって、理解が深まるようです。
受講者の皆さんからは「グループディスカッションで、同世代の技術者との意見交換ができたよい時間だった」「フィールドで橋の断面を見ることができ内部鉄筋の状態を明確にイメージできるようになった」「実習で実際の橋梁を見て、触ることができ、損傷を近接目視できた」「今まで何となく理解していた損傷発生のメカニズム等を力学的に解説していただき理解が深まった」など感想をいただきました。
次回は7月開催です。みなさまの受講をお待ちしています。