1月29日(土)に香川県コンクリート診断士会会員向けに実習フィールド見学会を開催しました。
社会基盤メンテナンス教育センターが管理する実習フィールドにて、橋の構造形式や劣化状態に関する説明を実施し、劣化原因などの意見交換を行いました。今回は、対面で参加できなかった会員向けにWEB配信も試み、画面越しに構造物の状況を説明しました。
この見学会は令和3年度高専高度化推進経費事業を活用して今年度新たに整備した実物教材の検証も目的としており、実際にインフラメンテナンスに携わられているプロの視点からの多数の技術的コメントもいただきました。
参加者からは、「橋梁やメンテナンスへの関心がより高まった」「普段、色々なタイプの橋梁の現物を間近に見る機会がないため良かった」などの感想もいただきました。講習会や実物教材への要望もうかがうことができ、今後の講習会に活かしたいと考えています。いただいた貴重なご意見は今後、香川高専で開催する「橋梁メンテナンスに関する講習会」で活用させていただきます。
香川高専では、撤去される橋梁劣化教材を収集しています。情報等がありましたらぜひお願いします。