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詫間キャンパス
戦後 80 周年記念講演会「この地に受け継ぐ記憶 詫間海軍航空隊通信 兵 帰来広三の残した言葉 」 のご案内
2025/08/01更新
香川高専詫間キャンパスがあるこの地は、昭和18 年 6 月 1 日に水上機実機練習航空隊として開隊されました。それまでこの地に住んでいた多くの方々は東香田、西香田に強制移転させられた経緯があります。
終戦前には沖縄戦に備えて、実践基地となり日本の二式大艇全機が詫間基地に集結し、昭和 20 年 4 月にはこの基地から特攻隊員が初出撃。 8 月の終戦を迎えるまでに 57 名もの尊い命が失われました。出撃した特攻隊員は若くちょうど高専 4 年・ 5 年生位の若者でした。特攻隊の先導として出撃した二式大艇は 4 機を残し全機喪失し搭乗員は特攻隊員として命を失った 57名よりも多いと言われています。 (1 機に 10 人から 12 人搭乗するため)残った1機は残った二式大艇から部品を集め飛行可能な状態となるまで整備し横浜を経由してアメリカに渡りました。その後、アメリカから東京の「船の科学館」に引き取り展示され、現在は海上自衛隊鹿屋航空基地史料館に野外展示されています。
令和 7 年 8 月に戦後 80 周年を迎えるにあたり、当時詫間海軍航空隊通信兵であった帰来広三氏のご子息帰来雅基氏を招き、帰来広三氏から聞いたこの地での思い出を語り、この地で学ぶ次の世代への平和の願いを語り頂きます。
戦後80 年私たちが学ぶこの地の歴史を知り、平和について考える機会になればいいと思います。
下記Formsよりお申し込みいただけます。
https://forms.office.com/r/w9m0UZqQ5w
(主催:みらい技術共同教育センター・後援:三豊市・三豊市教育員会)
( みらい技術共同教育センター)

