令和7年5月22日（木）に令和7年度第2回詫間キャンパスFD研修会を開催し、38名の教職員が参加しました。

　この研修会は、本校教職員を講師として、授業方法の改善に限らず、幅広く教育・運営にかかわる内容について取り上げ、学内での情報共有の活性化を図り、教員の資質・能力の向上へつなげることを目的としています。

　第2回は詫間キャンパス情報工学科 講師 宮﨑 貴大先生を講師とし、「アントレプレナーシップ教育強化について」というテーマで研修を行いました。講師からアントレプレナーシップ教育とは起業だけを目的としたものではないということや、アントレプレナーシップ教育には外部リソースの活用が重要であることについて具体例を交えて説明がありました。また、アントレプレナーシップ教育が学生の将来の選択肢を広げることにつながるとも説明がありました。

　講師による説明後は、質疑応答や意見交換を行い、以下のような意見がありました。

「アントレプレナーシップ教育には、学校の外に出て、地元企業や市役所、銀行などとつながりを持てる教員がキーパーソンとなる。」

「高専発スタートアップ企業を地域全体で応援することが重要。」

「卒業生の就職先を地元である三豊市に作ることができる。」

「スタートアップ企業と高専の連携により良い循環を生み出せる。」

　これから高専全体でアントレプレナー教育の成功事例を積み上げ、イノベーションを作り出せる人材を輩出していくために、強化校としての役割を果たしてまいります。