令和7年１1月２２日（土）、池田ダムと早明浦ダムを見学する土木施設見学・体験ツアーを、（公社）土木学会四国支部との共催、紫美瑠会（土木・建設環境工学科同窓会組織）の協力で開催しました。

　幼稚園から中学生までの参加者・保護者の総勢43名は、受け入れをしていただいた（独）水資源機構の協力で、吉野川総合開発事業として管理開始から50年を迎える池田ダム・早明浦ダムを見学しました。香川用水への水を供給する池田ダム（吉野川上流総合管理所）では、周辺の富郷・新宮・柳瀬ダムや早明浦ダムを含めた総合水管理の話を伺いました。早明浦ダムでは、ダム再生事業の内容を学ぶとともに、洪水時などに放流稼働するクレストゲート付近まで現地踏査しました。

　参加者はダムのスケールの大きさを実感するとともに、記念のダムカードや工事により発生した50年間無事故でダムを支え続けたダム堤体の破片石を安全のお守りとして見学記念で受領するなど、貴重な経験となりました。来年度も同時期にイベントを開催しておりますので、楽しみにしてください。

　本ツアーは（公社）土木学会四国支部より支援を頂き実施しました。記して感謝申し上げます。