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9月21日・22日・27日・28日・29日の5日間(全30時間)、MAiZM(マイズム)・三豊市協力で香川高専詫間キャンパスを主会場に東京大学松尾研究室から遠隔により「AIサマースクール」を開催しました。
AIサマースクールは、平成30年度の開講から今年で4回目となり、AIやデータサイエンスに関する技術について正しく理解するとともに、実際のプログラミング演習を通して深層学習モデルを実装できる能力を集中的に習得することを目的としています。
講義は東京大学大学院工学系研究科松尾研究室で深層学習を研究している講師が行いました。今年も昨年度同様、新型コロナ感染症対策と、本校以外の全国高専からも受講できるよう、松尾研究室から遠隔配信により実施しました。
1日目は、開催に先立ち本校田中校長から挨拶があり、その後5日間を通して松尾研究室所属の講師が、AIやデータサイエンスに関する講義及び演習を実施しました。
2日目(9月22日)には、東京大学大学院教授松尾豊先生による講演があり、 最新のAI技術や開発動向について理解を深めることができました。
最終日となる5日目は、第1回AIサマースクールに受講者として参加していた東京大学松尾研に所属する高専OBと、大学の授業や研究の様子、編入学について質疑応答を交えながらの交流もありました。
5日間という限られた期間ではありましたが、全国の高専学生および地域の技術者・研究者のAI技術教育と、今後のAI人材育成へ結びつく有意義な講義となりました。来年度の開催は新型コロナが収束して、講師が詫間キャンパスに来校し対面で講義を行い、全国の高専に遠隔配信できればと思います。受講して頂いた約120名のみなさま、松尾研究室並びにその他関係者の方々、ご協力頂きありがとうございました。
