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高松キャンパス
コンクリート橋の非破壊検査の技術者向け見学会を開催しました
2022/11/01更新
令和4年10月27日(木)、橋梁点検に関わる地方自治体職員、民間企業技術者を対象に、実習フィールドにてコンクリート橋のX線等を用いた非破壊検査技術に関する見学会を開催しました。
この見学会は、社会基盤メンテナンス教育センターが所蔵する建設後約50年間供用さたコンクリート橋内部の健全性調査を行うこととなり、その作業の模様を技術者育成の機会として実施したものです。今回の見学会では、普段ならば足場上や特殊な環境で行われるコンクリート内部の詳細調査が地上で間近で見られる貴重な機会となりました。
この調査にあたっては株式会社ジャスト西日本様の全面協力のもと、RCレーダーによる鋼材位置を探査、PC鋼材をX線撮影した後、暗室車両を用いてその場で現像し、非破壊で内部の健全状態を確かめました。その後桁側面に孔をあけ鋼材の目視確認、コンクリートの中性化試験も行いました。
見学会に参加した技術者の方は「X線撮影は初めて見たので、勉強になった。」「知識として自分たちの仕事にも生かしていきたい。」などの感想をいただきました。
当日のテレビ取材の様子はこちら
KSB瀬戸内海放送 ↓
(社会基盤メンテナンス教育センター)

記念撮影
