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本校を含む4高専連合チームの技術実証テーマが高専ワイヤレスIoTコンテスト2021に採択されました
2021/06/21更新
総務省が主催する「高専ワイヤレスIoTコンテスト2021・ワイヤレスIoT活用部門」で、4高専(香川高専、米子高専、新居浜高専、明石高専)連合チーム(チーム名:チームKYNA)が共同提案した技術実証テーマが採択されました。
今回選定されたテーマ名称は「LPWA(LoRa)モジュール搭載2Uキューブサットによる山間および洋上防災データの収集技術実証」(提案代表学生:香川高専・筒井 巽水さん)で、本校からは電気情報工学科 村上 幸一 准教授の指導のもと、創造工学専攻1年 筒井 巽水さん、電気情報工学科 5年 竹内 歩夢さん、河井 弥佑さん、3年、平山 覚也さん、機械電子工学科 5年 谷本 大航さん 、4年 入谷 啓介さんが参加します。全応募テーマ35件から12件が選定され、複数高専連合チームでは本テーマの1件のみでした。
本テーマでは、遠距離見通し内通信が可能なLPWA(LoRa)を活用し、「地上-地上」間ならびに「地上-洋上」間での通信データを上空の超小型人工衛星でも受信し、衛星から430 MHz帯のアマチュア無線通信により地上へダウンリンクする通信技術実証です。このような試みは、自然災害を分析する上で重要となる、山間および洋上防災データの収集技術の拡張に繋がると期待されています。チームKYNAを含む採択された全てのチームは、技術実証実験を2022年2月末まで行い、3月下旬に得られた成果をプレゼン発表する予定です。
(電気情報工学科、宇宙開発研究部、研究協力係)

超小型人工衛星(2Uキューブサット)を使った実証実験の概要

利用予定の2Uキューブサット:KOSEN-1